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【くうかい】 \周南市グルメ/行列必須のうどんの名店!こだわりは、”朝練り完全手打ち”

こんにちは!周南市市民ライターのmikittyです!
今回は、「うどんを食べるならここ!」と地元の人が誇る名店をご紹介😊

山口県周南市にある手打ちうどん「くうかい」は、いつも行列ができるうどんの名店。開店前から行列が途絶えることがなく、11時20分にオープンし、大体14時頃には麺がなくなり営業終了。

印象的なのは、生地を伸ばし麺が出来上がっていく工程を間近で見られるところ♪店主が目の前で打った、打ち立ての麺をいただけます!
この麺が絶品!讃岐うどんならではのコシのあるなめらかな麺は感動もの✨
そのうどんの美味しさは有名人からもお墨付き!お店の近くにある周南市文化会館でのコンサートをきっかけに多くの有名人が訪れており、お店の壁いっぱいに飾られているサインも必見✨ぜひ注目してみてください♪
過去には、山﨑まさよしさんのご紹介でテレビ出演もしたほど、多くの方々に愛されているお店☺️

■おすすめうどんはこれ!

「くうかい」のうどんは、かけうどんや、釜玉、ざるなど種類が豊富!その中でも地元ライターである私の一番のおすすめは、「ぶっかけうどん」✨
シンプルだからこそ、コシのある麺のおいしさを堪能できます!最初はそのまま、次にレモンを絞って、最後は七味をかけてと味変しながらいただくのがおすすめ☆

■注文の方法


くうかいの注文方法は、少し特色があります!
予習してスムーズに注文できると常連さんに仲間入りした気分を味わえますよ😊

まずお水を取ってトレーを準備すると、目の前にやってくるのが「いなり・鶏めし・おむすび」のコーナー♪だしの効いたいなりや具沢山のおむすびは、うどんの嬉しいお供☆

次にやってくるのが天ぷらコーナー♪魅力的に並んでいて、ついつい取りすぎてしまいます☺️

そしていよいよレジでうどんを注文し、お会計!
くうかいのうどんは、下記のように麺とだしの温度が選べるので、その日の気温や気分に合わせて「あつあつ」「ひやあつ」「ひやひや」から選んでみてくださいね♪

『 あたためた麺に熱いだし  → あつあつ
  つめたい麺に熱いだし   → ひやあつ
  つめたい麺につめたいだし → ひやひや 』

■こだわりポイント

くうかいのうどんの魅力は、手作りへのこだわり♪
肉ぶっかけや肉うどんのお肉はその日の朝から炊き、なんと平日は8㎏、土曜には10㎏のお肉が全てなくなってしまうそう。
天ぷらも開店直前に揚げ始めるため、揚げたてをいただけるのが嬉しいポイント!
材料も良質なものにこだわり、「さぬきの夢」という香川県産小麦を使用しています。

■「くうかい」の歩み


「どんなに仕込みや材料費の値上がりが大変でも、お客さんが喜んでくれるのが嬉しい」という店主の笑顔が非常に印象的で、「くうかい」の歩みを知りたくなりお話をお伺いしてみました!

山口県光市で誕生した店主は、広島県にしょっちゅう買い物に行くほどの洋服好き。
なんと最初は洋服屋さんだったそう。当時のお写真を拝見すると、おしゃれな着こなしの店主を発見!
当時は、うどんよりもラーメンやそば派だったとか。
配属された店舗が讃岐うどんの有名な香川県高松市で、うどんを食べ歩くうちに好きになったそう✨なんだか配属先にうどんとの運命を感じてしまいますね☺️

バブルがはじけたことをきっかけに、何か新しいことを始めようと考え、戦後すぐに開業した老舗の丸川製麺にて修行をスタート!
うどんの技術を学ぶうちに、完全手打ちのうどん作りを学びたいと考え、次に久保製麺にて修行をはじめたそう。
うどん県として知られる香川県内でも、手打ちのお店は少なくなっており、麺の実演から打ち立てを食べられるお店はさらに珍しいのだとか。完全手打ちのうどん修行に励み、「香川のうどん文化を広めたい」と決意し、ついに独立を果たします!

当時のお写真

■珍しい朝練りは、熟練の技があってこそ!

「くうかい」のうどんは前日から麺を寝かせておくのではなく、店主が朝から練っているところが大きな魅力。これは非常に珍しいのだそう。
多くのお店は前日に麺を練り、寝かせておくことで生地を柔らかくしますが、「くうかい」の麺は、こだわり抜いた塩・良質な水・店主の熟練の技が集結することで、朝練りでも一晩寝かせたようになめらかな麺に仕上げられているのだとか。

全身を使いながら麺を打つ姿は、ずっと見ていられるほど美しく、職人の技を感じられます。
過去には何度も腱鞘炎やぎっくり腰を経験されたそうですが、力の入れ方などを完全に習得し、今では体がうどん職人の体になっているのだとか!驚くことに、仕事中の歩数だけで毎日大体2万歩ほどにも及ぶそう。

朝練りにこだわるからこそ毎朝5時前にはお店に入り、帰るのはなんと深夜。 
営業後は片付けや仕込みがあり、睡眠時間は毎日2時間あるかないか。
弟子入りしたいと何人も修行に来たが、跡継ぎはまだいないそう。
「毎日18~19時間うどんに向き合う覚悟がないと難しい」と語る店主の姿が印象的でした。
ここまでの想いがあってこそ生まれる、うどんの美味しさなのだとお話を聞いて痛感しました!

1日のスケジュールを聞くと非常に大変だと感じますが、こう話す店主の表情からはうどんへの愛情が溢れており、ここまで夢中になれるうどんとの出会いが羨ましく感じるほどでした😊

■店主の印象的な言葉


「お店はお客さんが成長させてくれる。お客さんが育ててくれるんですよ」と話す店主。
お客さんの「甘い、辛い」を聞いて何度も試行錯誤し、麺の硬さ・太さ、乾物の量、塩の量を調整しているそう。
「お客さんが喜んでくれる姿が励みになる」という店主の幸せそうな表情が、このお店のうどんの美味しさの源だと伝わってきました。

こだわり抜かれた朝練り完全手打ちの「くうかい」のうどん✨ぜひみなさんも召し上がってみてください☺️


※この記事は、周南市市民ライターとして周南市の魅力を発信しています😊

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