見出し画像

第3回アドラー心理学✖️コーチング コミュニケーションスキル勉強会【伝える編】

2019年10月13日のfacebookでの投稿より

先日金曜日に、第3回目の勉強会を行いました!

今回はアドラー心理学✖️コーチングコミュニケーションスキル勉強会(伝える編)です。

相手に寄り添って聴くことや深層心理を探って行く質問をベースに話を進めていくコーチング。

とはいえ、自分の本音を伝えることも大切。
その時、相手を尊重して、そして自分も大切にしながら思いを伝えていく「アサーション」を思考レベルからも体験学習からも学んでいく形で行いました。

どうしてこの内容にしたかと言うと、
まさに自分が山ちゃんの講座で受けたときに、
体験学習を通してたくさんの気づきがあったからです💡

例えば、この言い方は良くないと分かっていたのにしていたなぁとか、

これではいっさい伝えたい事が伝わってないとか、この伝え方をするとこんなに聴く側に心のスペースが生まれて聞こうという気持ちになるんだ⁉️とか

とにかく、自分が教師という立場で考えると、
子どもに指導するときに伝えたいことが、こちらの伝え方の問題で伝わってなかったのだと振り返ることが多く、これは先生方が体感したら必ず良い効果が生まれるはず❗️と確信して今回の勉強会を開催しました。

毎回ですが、準備は時間かけてます💦

大切な時間をいただいて受けてもらうので、
「行ってよかった」「また行きたい」
「明日からやってみよう!」などと言ってもらえるようリハーサルは研究授業や参観日並みに入念にしています。

しかし、今回は参加者が前回より減ったこともあり、自分の中でものすごく葛藤が出てきました。

これは、やること自体が迷惑になっているのかもしれない。

やらないことも選択肢に含めていかないといけないのか。

でもやり続けることに意味があるはず、初心を思い出して良いものを伝えたいというその気持ちだけをシンプルに持ってやることに決めました。

本番は、5名の先生が来られました。
本当にお忙しい時間を裂いて来てくれる方には心から感謝の気持ちが溢れ出て来ます☺️

まずは、9.10月の振り返りをして、よかったこと、チャレンジしたこと、できたことをかきだしてもらい、ペアで聞き合います。

その前に先に点数化してもらい、振り返りをして勇気付けをしてもらった後に再度点数化すると?自然と点数が上がってくることを体感。

振り返りの大切さと自分は意外に色んなことができていることを知って自己受容をしてから、本題に。

まずは、よいコミュニケーションの特徴を簡単に抑えて、コミュニケーションの目的をペアで考えてもらいました。

自分が学んだコミュニケーションの目的は、合意形成であること。お互いの意見を尊重しあえて共に協力関係を築いていくこと。

そこを目指して行くために、本音で意見を伝え合えてかつポジティブなコミュニケーションがそれを作っていける話をしました。

その一助として「アサーション」というコミュニケーションの考え方を紹介しました。

ガマンな言い方、イヤミな言い方、セメル言い方を順に実例を挙げながら紹介し、ペアで体験するワークをしました。

ここで、どの先生も口を揃えて言っていたのが、

「あー、これは伝わらんわ。イヤミなときはイライラするだけやし、セメル言い方のときは怖いしかなくて何にも入らんかった。これ、結構子どもにしてしまってるわ。」

と、ワークが終わった瞬間に自分の過去の言動を振り返っていました。

学校現場では、30人の個性を相手に授業活動をしていくわけですから、カリキュラムもあるし余裕がない中で全体を動かさないといけないとき、ゆっくりコーチング的に聞いてあげることはできません。

やはり怒る、叱るは安全を守るためにも必要なときがあるのは分かった上で、先生達は自分の振る舞いや言動について、「これは何も伝わっていない。」と感想で述べられていました。

本当にやりたいことは、目の前の子どもがこうなってほしい!という目的に向けて何ができるかを考えて行動して、振り返りまた目的へ向かって進んでいくサイクルを作っていきたいのに、

出来なかったことだけにフォーカスを当てて怒って伝えたとしても、伝えたいことは伝わらず、案外怒った本人はスッキリするかもしれませんが、言われた方はただ怒られて、怖くて、嫌な時間だったということになりかねない。

だから、先生方にこそ知っててもらいたかった。

そして、本題のツタワル言い方では、
私メッセージを軸に枕詞やリクエスト、理由を入れて作文しました。

それをペアで椅子を使って相手ポジションで聞いてみて感想を伝え合う流れです。

この体験後も色んな先生方から
「枕詞や私メッセージあると、なんか自分のこと聞いてくれてるみたいで、相手のお願いも気持ちよく聞ける余裕ができる、これすごいな。」
と、大好評でみなさん作文作りもワークも楽しんで参加されていました。

勉強会後に、参加者で打ち上げにいったとき、
同級生の先生から、
「ブッチの勉強会は、めっちゃいい内容やからみんなもっと参加してほしいな。出たら良さがわかるから、もう一回校内研修としてやった方がいいんちゃう?」

とまで言ってもらえて、心では山ちゃんのおかげなんです〜🙏と思いながらも、ありがたく受けとりました笑

そして、これからもっと伝えていくために
どうしていこうかを話合うこともできました🍻

その中で、僕が勉強会をしている姿を見ていて、自分も何か現場の先生方に返していくことをしようという動きも出てきたんです。

1人でも自分の進む姿を見て、同じように現場に何か返していけないか考える同士ができたことはめちゃくちゃ嬉しかったです😂

毎度思いますが、本当にやらないよりやることの大切さ。

やってからでないと学べないことがたくさんあるので、次も小学校現場への僕なりの他者貢献を続けていきたいと思います😌

長ーいお付き合い、ありがとうございました🙇🏻

#先生が幸せに働ける学校づくり
#アドラー心理学 #コーチング
#伝え方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?