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手書きするだけで達成率42%UP -目標が実現する手帳活用法


新年の初日の朝、私はいつものように一人の静かな時間をつくります。パートナーを起こさないように小さな音量でグールドのバッハのパルティータをかけ、コーヒーを用意します。

いつも珈琲豆を挽いて丁寧にコーヒーをつくります。

窓の外には風に揺れる木々が見える。静かで満たされた気分になれる。そして新しいロールバーンの手帳を開き、今年やりたいことや目標や心にひっかかった言葉なんかを自由に書いていきます。



目標が実現する日記活用法


私は手帳やノート手書き派です。何でもかんでもノートに手で書くのが好きで、長年続けています。振り返ってみると、やりたいことや夢は手帳に書いたことからはじまり、実現になっていることがびっくりするほど多いんです。

カレンダー機能のないRollbahnのノートを長年使って、手帳を自作しています。

その1.はじめのページには目標

はじめの方に何ページでも好きなだけ書くのは
・目標や大切だと思うこと
・何度も読み直したいこと
・脳に刻みたいこと

抽象的な目標をまず書いて、次のページから更に具体的に書いていく。
とにかく自由に思いついたことを何でも書いていく。


その2.毎月のカレンダー

何度も見直したい目標をはじめに書き、その後のページにカレンダーを手書きでつくります。

出来上がった手帳だと自由度がないので いつも好きなように手描きです。

その3.ToDoリスト

カレンダーの後は、毎日やることのToDoリストを書きだします。通常は前日にリストを書き出して、朝起きたらすぐに仕事に取り掛かれるようにしています。

やること多くて忘れてしまう予防と先延ばしにしない対策です。これで起きたらすぐにエンジンがかかります。


その4.そのた思考・アイディア追加は後ろのページ

アイディアや考えたこと、大切だと思うことが後から増えたら、手帳の後ろのページに追加していきます。

旅をしている時は絵日記になる。

その5.あふれる学びや思考整理は大学ノートに

本で読んだことをメモしたり、考えたいことを書き出したり、思ったことや実行したい内容を自由に書いてみたり・・・。そんなことをやっていると小さな手帳だけでは収まりません。

そこで、大学ノートも活用。

大学ノートは年間で何冊にもなります。

読んだ本の内容や取り入れたい知識、学んだこと、思考したこと、量も気にせず好きなだけ書いています。

手書きするだけで達成率は42%もアップ

「目標を紙に書く」ことについては面白いデータを見つけました。ドミニカン大学カルフォルニア校で心理学を教えているゲイル・マシューズ教授が、目標達成率に関する実験を行いました。

目標を手書きしたときの達成率とキーボードでタイプしたときの達成率を比べるというものです。すると、手書きするだけで、達成率は42%も上がることが分かったそうです。

42パーセント!?

これはもう、手書きするしかないですね!

また目標達成について、こんな記事も見つけました。目標達成率をさらに上げるためには、書いた目標のリストを常に読みかえすとかなり効果的だそうです。要は、脳に刻みつけることが大切ということですね。

一度くらいでは脳というのはなかなかその気になってくれないものです。でも繰り返すことによって脳に記憶を定着させ、新しい神経回路を太く強固なものにし、目標達成のための情報や方法にアンテナを向けてくれるというわけです。

スティーブジョブズもアイディアは手書きからだった。

文章だけでなくイラストも加えると最強


これまでとにかく「文章を書く、イラストを描く」という行為をつづけて、たくさんのことが実現しました。やってみて損はないです!

このイラストは、窓の外にコンクリートしか見えない賃貸マンションで辟易していた時に理想の住環境を描いたものです(当時経済的余裕はまったくなかった)。
数年後にこの家が実現しました。

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