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『Kurukara』製作までのお話~5つのブレンド要素③

「ふるさと美唄にトリップする香り」製品化プロジェクトの裏話シリーズになります

前回までのお話:
ブレンド要素①
ブレンド要素②

6月1日より「ふるさと美唄にトリップする香り」製品化プロジェクトによる美唄をイメージした香りが発売します!

その名も『Kurukara(くるから)』

由来は、
また美唄に帰って『くるから』
から来ています。

香りは美唄をイメージする要素として5つ
❶ハスカップ(紺)
❷菜の花(黄)
❸さくら(桃)
❹北海道の緑(緑)
❺稲や土(茶)
を織り交ぜ、10 種類の香りをブレンド。

Instagramで更新した、5つの要素の制作についての話を5回にわたって書いていきます。
ちなみに順番は❹→➌→❷→❺→❶ の順になります。

❷菜の花(黄)

美唄は今時期が菜の花のピークです

アンケートの中で、美唄市民が「美唄と言えば何を思い浮かべますか?」という質問項目で、20代の回答が多かったのがこの菜の花。
女性回答者が美唄の花の香りで上げていた中では桜と並んで二強となっていました。

美唄市は、2019年から菜の花の作付面積が日本一になりました。
ちなみに、2位が滝川市、3位が岩見沢市で上位3位まで空知総合振興局管内が独占しており、国内全体の3割を占めます。
ちょうど今時期、国道12号線を車で走っていると、ちょっと離れたところで一面の黄色い菜の花畑が広がっています。

菜の花といえば黄色ということで、菜の花の香りを再現したらどうなるだろうか?
を考えましたが、菜の花自体が土っぽい苦みのある香り(イソチオシオネートという硫黄化合物を含む成分)なので、全体の調和を考えたときには難しいと感じ、
「なんか小さくて黄色い花」を連想できるミモザかカモミールローマンのどちらかを採用したいと考え、青リンゴのような優しい香りがするカモミールローマンをブレンドしました。

ちなみに、ミモザは3~4月の花なので、桜とかぶってしまうかなと思い、また他の香りとのバランスが合わせにくかったので、今回はボツになりました。

丸な感じと黄色い感じを合わせています

地元の菜の花は食べられるのか?

これ、率直に思ったことなのですが、地元の菜の花って食べられるのでしょうか?🤔
ちなみに、食卓にあがったことは少なくとも我が家ではないです。
菜の花はちみつは市内で見かけたことがありますが、これだけ作付面積があっても市内で販売を見かけないということは、食用ではなく水田の輪作目的に植えているという位置づけになりますね(売っていたらすみません💦)

滝川でも菜の花祭りをやっていて、フォトスポットになっていたり、菜の花やナタネの加工品があってなので、さくら祭りの時期とも近くて難しいかもしれませんが、1か所でもフォトスポットがあったり、菜の花に関連した食品などが販売されていると、地元でもマネタイズできる仕組みとしての選択肢が増えるのではないかなとも個人的には思います。

本業の仕事柄、「地元に来た人がお金を落としていく仕組みづくり」が現状できていないのは大きな課題かなと思いますが、いかがでしょうか?

ちなみに、ご購入は、SNS経由またはメール(btria.spica@gmail.com)にて承るほか、不定期週末オープンのショップ、発売後に美唄市内の委託販売先にも発売日以降置いて頂く予定です。
BASEショップも準備しましたので、美唄市外でのご購入を希望される方は6月1日以降をお待ちください!


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