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『Kurukara』製作までのお話~5つのブレンド要素②

「ふるさと美唄にトリップする香り」製品化プロジェクトの裏話シリーズになります

前回までのお話:ブレンド要素①

6月1日より「ふるさと美唄にトリップする香り」製品化プロジェクトによる美唄をイメージした香りが発売します!

その名も『Kurukara(くるから)』

由来は、
また美唄に帰って『くるから』
から来ています。

香りは美唄をイメージする要素として5つ
❶ハスカップ(紺)
❷菜の花(黄)
❸さくら(桃)
❹北海道の緑(緑)
❺稲や土(茶)
を織り交ぜ、10 種類の香りをブレンド。

Instagramで更新した、5つの要素の制作についての話を5回にわたって書いていきます。
ちなみに順番は❹→➌→❷→❺→❶ の順になります。

❸さくら(桃)

ソメイヨシノは終わってしまいましたが、つい数日前までチシマザクラが咲いていました。

美唄市は、日本最北のソメイヨシノの群生地で、東明(とうめい)公園は空知総合振興局管内でも桜の名所として有名です。

アンケートの中で、美唄市民が「美唄と言えば何を思い浮かべますか?」という質問項目の中で、一番回答が多かったのがこの桜でした。逆に市外の方や道外在住者からは桜のイメージがあまりなく、ターゲットユーザーを考えたときに、市外の方に桜が有名であるということを発信できればと考え、桜の要素を入れました

桜の香りをアロマで再現するときには、「トンカビーンズ」というマメ科の植物から抽出される香りを使用することが多いです。
それは、トンカビーンズの中に含まれているクマリンという成分が、桜餅の香りがするという所以から桜を表現するときに使用します。

桜の木からあまり香りを感じることが少ないかもしれませんが、桜の花びらが散る前の葉桜になる頃に木から桜の香りがすることがあるそうです。
(今年のゴールデンウイーク後半は風が強かったので、風が吹くと桜餅のような香りがほのかにしていました)

この他、甘みのある香りとしてローズゼラニウムを若干加えて、桜を表現しています。

丸みのある雰囲気をイメージした線にしています

めちゃくちゃ余談なのですが・・・

美唄市の桜の名所である東明公園ですが、実は中の人、東明公園の真下にある小学校を卒業しています(小さい学校で平成23年に閉校しています)。
1学年1クラスで同級生は20人くらいしかいませんでした。
もはや中の人が特定されるレベルですね!???

閉校後は特に活用されていない(体育館だけは一時期倉庫としてで使われていたのかな?グラウンドは使われている様子)ので、校舎の劣化がひどいまま残っています。
仕事で「廃校活用」の案件に関わったことがあるので、かなり大掛かりな修復しないと難しいと思いますが、この10年弱で市内の小中学校の多くが閉校になって利活用されていない校舎もけっこうあるので、廃校活用しながら地域の関連施設(警察署・消防署・コミュニティセンターなど)の集約とかできないのかなとも考えてしまいます。

ちなみに、ご購入は、SNS経由またはメール(btria.spica@gmail.com)にて承るほか、不定期週末オープンのショップ、発売後に美唄市内の委託販売先にも発売日以降置いて頂く予定です。
BASEショップも準備しましたので、美唄市外でのご購入を希望される方は6月1日以降をお待ちください!


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