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近頃U-NEXTで観た映画

今年に入って今までにU-NEXTで観た作品を覚え書き。振り返ってみるとほぼほぼ音楽関連の作品でした。

・ビートルズとインド
まずはこちらの作品から。1960年代後半にインドの思想家マハリシの元で滞在したことのあるビートルズ。その近辺の出来事を追ったドキュメンタリー。インドって言うから私としてはシタールがもっとフィーチャーされてる作品かと思って観たけど違いました。最初の方こそシタールは出てきたけど、その後はほぼマハリシ関連のエピソードでした。

・ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド
こちらもビートルズのインド滞在について取り上げていて『ビートルズとインド』と内容的には似たようですが、視点が違いました。『ビートルズとインド』の方は外側から観た視点、こちらは内側から観た視点というか。上はマハリシの唱えた超越瞑想についてかなり胡散臭いと思っている立場から描かれてる感じ。こちらは実際この体験を通して人生を救われた立場から描かれてると言ったらいいか。出来事は視点によって違うんだなあ~と思いました。ビートルズの貴重な写真満載の作品。

・愛しのフリーダ
『ビートルズとインド』を観た後におすすめにあがってきたので観た作品。ビートルズ初期の頃を支えた女性マネージャーについてのドキュメンタリー。当時ハタチそこそこ(?)の若い女性がメンバーやその家族の全信頼を得ていたところがすごい。現在の彼女も出てきていろいろ話していたけれど、暴露的な話題は一切せず、素敵な女性だなあ~と思いました。

・レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー
こちらはローリング・ストーンズの1981年のツアーを追っかけたドキュメンタリー。まあ~、若かりしミック・ジャガーが止まったら死ぬんだろうか、というくらいステージ上で動き続けていてビックリしました。エディ・コクランという人の曲のカバー「Twenty Flight Rock」が良かったのであげてみます。

https://youtu.be/XGB53gdN2Jk

・ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!
邦題もっとどうにかならなかったのかな、と思わずにはいられないタイトルですが(笑)内容は面白かったです!ミッション・インポッシブルでもお馴染みのサイモン・ペッグ主演。この人の出てるコメディはたいてい面白いです。最後に流れた曲が懐かしくてビックリ!ということでそれもあげてみます。 

https://youtu.be/G17Zwtibn_M

・3人のキリスト
唯一音楽とは関係のないような作品ですが、全然関係ないわけでもない、という感じの作品。アナログレコードも出てくるし。このストーリーは実話を元にしているようですが、いろいろ考えさせられる作品でした。主演はリチャード・ギア。毎度思うけど彼の思考している時の演技が好きだなあ~。リチャード・ギアはかなりの社会活動家でもありますが、そういうのが演技に滲み出ている感じがします。

・SING/シング:ネクストステージ
こないだU2について取り上げましたが、この作品はレジェンドのミュージシャン役としてU2のボノが声優初挑戦していること及びU2の曲を知っているなら倍楽しめる作品。ただ、そうでなくても普通に面白い作品と思います。一作目の『SING』は洋楽入門編としてもおすすめ。

・エルヴィス
この映画を観た後だと「監獄ロック」なんかは違った意味合いに聴こえてきてしまいますね…生きながら監獄に入れられたような晩年だったことを思うと。もしも、あの時にあのマネージャーと対面して話をしなければ、もしも、あの時に振り切って旅に出ていたら…そうすればエルヴィスが来日する世界線もあったのかも。そしてもう少し長く生きられたのかもしれない。

とは言えあのマネージャーの根っからの博打打ち、という性質があったからこそエルヴィスはあそこまで世界的に有名になったのかもしれないわけで、エルヴィス自身、自分をスターダムに押し上げた彼にすごく恩義を感じていたのかもなあ~。しかしエルヴィスのマネージャーは決して彼を尊重していたわけではなかったと思う。金づるとして重宝していたとしても。そういう相手とはなんとしてでも手を切るべきだったのに…というわけで少々しんどい内容でしたがエルヴィスについて知れて良かったです。俳優陣も良かった!

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