日本がやばすぎるので一旦逃げようと思った話

いきなりセンセーショナルですが、そんなに深い意味はない。年金問題やカネカの問題、ワイドショーなどを見ていると、知らぬ間に気分が滅入ってしまう。

マジョリティがこんなに幸せを感じていない社会であれば、もはや大きくマイノリティにふれた方がまだ人生を取り戻す確率が高いんじゃないかと思っている。

この2年間で人生に「交通事故」という理不尽なものがあるということがよくわかった。生きるためには、ある程度何かのせいにしないと生きられないということがある。僕の場合はアスペルガーという脳の症状に、更には日本社会の需要度合いの低さに。

区の障害支援のサービスを理由して就職することを検討していたけれど、なんだか気が乗らなくなった。うまく言葉にできれば良いけれど、コンプレックスが強くなるだけなのだ。役所の手続き、親への説明、果てに行き着く先が障害者雇用で低い給与という現実。支援サービスから怒られそうだ。「じゃあ自分で人生をなんとかしてみろ」と。

甘い考えなのは重々わかってはいるけれど、しばらく逃げ続けることにした。

半年ほど前、僕は【PUBG】というサバイバルゲームにどはまりしていた。究極的には、「ゲーム上で死ぬことで生きていることを認識したかった」のだと思う。

徹底的にハマった。生存戦略を組み立て、腕を磨き、チームメイトもできた。最後まで立っていたものが勝ちというこのゲームは、人生に似ていた。

このゲームで絶対にしてはいけないことは、むやみに敵地に突っ込むことだ。大抵の場合、狙撃されて終わり。あとは敵に囲まれることもダメだ。しっかりと周囲を観察し、安全地帯にいることが大切なのだ。万が一、戦局が悪いとしたら、どんな手段を使っても、惨めでも、悔しくても、生きるために逃げた方が良い。

多分、今の戦局は最悪なのだろう。スタミナはないし、武器もない。一旦逃げて、立て直そう。

もしかしたら戦局が変わるかもしれない。強い武器を拾うかもしれない。そこから、活路が見出せるかもしれない。


そんな訳で、フィリピンのサウスピークという学校に、一ヶ月行って来ようと思います。失敗しても、まぁいいや。

人生は続く。。。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?