【比較】サウスピークとTALK ACADEMYはどっちがTOEIC向上になるか(フィリピン留学体験談/評判/メリット&デメリット)

忌憚ない意見を書いていこうと思います。ネット上での情報だけを見ると、サウスピークに軍配があがりそうです。なぜなら、サウスピークはネット上でのアフィリエイトプログラムに力を入れているから。そりゃ、卒業生やブロガーはサウスピークのいいところを沢山書くわけです。そして、デメリットも差し支えない範囲で書く。

僕はそれが少し不自然に感じて、両方経験しようと思いました。

フィリピン留学でTOEIC対策といえば、セブのサウスピークとバギオのTALKはかなり有名です。

バギオのTALKは、最近少し控えめというか、ネット上でのプロモーションがあまり上手ではない(=単にリソースを注いでいない)んですよね。実際、日本人の社員は一人しかおらず、かなり忙しそうです。

様々な観点から、比較していきます。プロブロガーではないので、煩雑に書いちゃいますが、知ってる限り書いていきます。

◾︎TOEIC上がる度合

ぶっちゃけ、どちらとも言えません。あなたがTOEIC500点ぐらいなら、サウスピークの方がいいです。もしあなたがTOEIC800点台で900点を目指すなら、TALKの方がいいです。

サウスピークは、参考書が日本語なので、意味を掴む時間が大幅に短縮できます。サウスピークで本気で勉強すれば、TOEIC700点くらいは一ヶ月で楽勝に行けるはずです。そういう意味で、サウスピークはTOEICビギナーにはオススメ(書き口調が少し失礼だったら申し訳ありません)。僕はTOEIC630点でサウスピークの日本語禁止校で1カ月死ぬ気で勉強しました。そのままフィリピンで公式テストを受け、855点を取得。つまり、1カ月で225点上がった訳です(もちろん、日本でも勉強したので、少し大げさですが、サウスピークでの音読修行がなかったら絶対に取れなかったはずです)

一方、バギオのトークアカデミーは、毎日模試を受けます。そこに惹かれて申し込みをしたのですが、情報が少なく、僕はいわゆるプレミアム寮を選んでしまいました。これ、どういうことかというと、学校からかなり離れていて、シャトルバスは朝の7時と8時20分の二回しかない。

帰りは午後の6時30分と10時10分です。つまり、プレミアム寮の生徒は通常は、朝の七時のシャトルバスで学校へ行き、仮に模試を受けるとすると、そこから14時間以上は学校にいるわけです。

辛い!単純に、スタミナが持ちません。TOEICインテンシブコースの生徒さんは、学校内の寮か、グリーンハウスか、テラス寮をお勧めします。テラス寮でも、歩いて10分ですが、プレミアム寮は歩くと1時間です。

僕は毎日模試を受けるのを諦めました。家でやっています。ちなみに、プレミアム寮は非常に快適です。最高です。

ちなみに、喫煙者の方がいれば、テラスでは喫煙可能です。もちろんマナーは守ってください。僕は静かに(?)隅の方で吸っています。

プレミアム寮は最高の住環境。サウスピークの住環境を10とすると、talk  academyのプレミアム寮(Queendomとも呼ばれています)は30くらいの快適さ。サウスピーク日本語禁止校は、バギオのトークアカデミーと比べると汚いです。というのも、バギオは別世界のように自然に溢れる綺麗で治安のいい場所だからです。

TOEICが上がる度合いに話を戻します。talk academyのいいところは、各パートのプロがいること。特にグラマーの先生なんかはすごいです。たった2週間授業を受けただけで、part5、6にかける時間がたったの15分になり、間違いも3つ以内になりました。最速で解く様々なテクニックを教えてくれて、目から鱗です。これはサウスピークでは受けられなかった。そういう意味で、トークアカデミーはTOEIC高得点を目指す方には最高の場所です。

一方で、英語基礎力、という意味では、サウスピークの方がいいです。英語基礎力とはなんぞや?というと、いわゆるリスニング、ライティング、リーディング、スピーキングをまんべんなくあげることです。TOEICは一般的にはリーディングとリスニングですから、(スピーキングライティングは高いし、あまり受験者も多くないですね)この二つの能力をあげるだけであればtalkでしっかりと上げていく方がいい。

◾︎費用(学費、滞在費)

別の観点からも見てみます。まず、トークアカデミーは安い。一人部屋でも、授業料や食事込みで1週間5万円以下。一方、サウスピークは一人部屋なら8万円、3人部屋でも7万弱します。この差は大きい。

◾︎料理

これも大事ですね。ぶっちゃけ、TALKの方が美味しいです。写真は取ってませんが、カレーとかお粥とかバラエティに富んでいます。キムチも風邪予防にとてもいい。料理って、想像以上に大切なんですよね。サウスピークの料理はひたすら食う作業みたいでした。

◾︎空気感

この言葉使いしかできないのですが、バギオの方が時間がゆっくり流れています。自然が豊かで、人々も一層ゆったりしている。サウスピークは授業に1分でも遅刻するのが許されない空気がありますが、トークは結構ゆるいです。喫煙者の僕には嬉しいですね。

全体的に、バギオにいる自分の方が自然体でいられます。これは好みの問題もあるでしょう。

そのかわり、バギオには特に何もありませんw おまけに雨ばっかりだし、本当に暇です。勉強するか、リラックスするか、おしゃべりするか、ちょっと外食するかくらい。

◾︎その他

授業でいうと、サウスピークは発音の授業が名物です。これはある意味でとてもいい授業でした。オーストラリア英語の僕はだいぶ苦戦しました。発音鍛えたい方、サウスピークオススメです。

トークアカデミーはTOEIC専門校のようなものです。IELTSや英会話もありますが、特化しているのはTOEICでしょう。

結局、どっちがいいの?と思われたかもしれません。答えがない。目標別にある程度の指標を示すとすれば、こうなると思います。

◾︎英会話力もTOEICも両方あげたい。出来れば900点は取りたいな→サウスピーク

◾︎絶対にTOEIC高得点を取りたい。英会話は多少できるからもういい→トークアカデミー

◾︎どうせなら両方体験してみたい。両方の土地の違いを肌で感じたい。→両方行く。

僕はTOEIC900点を最優先に置いていて、初めにサウスピークの安心感に惹かれて一カ月申し込み、2週間は日本に帰って休み、そのあとでトークアカデミーに一カ月勉強します。ちなみに、トークアカデミーは【DEOW】というエージェントから申し込みをしました。

好き嫌いで言うと、セブよりもバギオの方が好きです。バギオは軽井沢感があります。自然豊かで、よりリラックスできる。セブは海沿いでなければ、ただの東南アジアの街です。

サウスピークにあってトークアカデミーにないものがもう一つ。自学自習の環境!サウスピークのすごいところは、勉強環境が沢山ある。部屋でもできるし、音読室もあるし、キュービクルと呼ばれる小さい部屋もある。更には公式問題集も借りることができるので、ある意味自学自習の環境を買う感じです。

逆にトークアカデミーは、勉強部屋もないし、自学自習の時間確保という意味でいうと、少し足りないと思います。勉強部屋はないし、食堂はうるさいし。僕は寮のリビングで夜に勉強しています。

以上、誰かの参考になれば(⌒▽⌒)


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