不安や焦りが押し寄せたら唱えたい呪文「今あるもので幸せと知っている」

急にふと漠然とした「不安、寂しさ、焦り」を感じていた数日(きっと、秋のせい)。そんな時に思い出した「知足」の言葉に救われた話。

なーんか急に不安になった

約2年間かけて最近は克服できたと思っていた「自分への自信」。他人と比較し、勝手に落ち込み劣等感を抱くことは少なくなってきた。

それが、数日前に急に不安がやってきた。
・このまま進んでいったら、仕事・生活・人生はどうなるのか?
・周りの同年代の人に比べて人生経験がなさすぎるのでは? 人生の幸せを感じれてないのかも。
・ニーズのある仕事を供給できのだろうか。?
と、心配が心配を生み出して、おっきな不安が私を押しつぶしはじめてきた.…

そんなとき、Instagramで「知足」の文字が目に入って「そうだった!」と意識が戻ってきた。

知足の考え方は、今あるもので幸せってこと

知足とは、ヨガ哲学の言葉。ヨガ哲学は、人の心の取り扱い方についての教えで、心地よく・幸福に、人生を楽しみきるための心得が書かれている。日常生活を送る上で「やったほうがいいこと・やらないほうがいいこと(ヤマ・ニヤマ)」が記されていて、その中に「知足(サントーシャ)」がある。

一言で言うと「今あるもので幸せ」と知ること。今持っているものに、感謝して生活をする。
究極、物質的なモノがあってもなくても、ここにいることだけで幸せと感じること。

■知足=足るを知る=「今足りている」を知る
つまり、今の状況は、不足もしてないし過剰でもない状態

■ありがとう=有難う=あることが難しい
つまり、今自分が当たり前に持っているものは、本当は手に入れるのは難しいこと

そんな考え方

満足を求めるのは「ないものねだり」してるってこと

一方で似た言葉に「満足」がある。
これは「足るを満たす」なので、持っていないことに意識をむける行為。幸せになるために、足りないことを満たそうとして、外側に「ないものねだり」をするってこと。

私が今思った漠然とした不安って、「ないから不安」っていうものだったんじゃないかな〜
・このまま求められるスキル提供ができないかもしれない(安定的に仕事がないかもしれない)
・自分の人生の目的が見つけられないまま、いつになったら見つかるんだ(人生の目的がない)
・相談したり、楽しんだり、一緒に日々を過ごすパートナーがないな(パートナーがいない)
・また何か身体が重くなってきたのでは、また検査にひっかかるかも(健康じゃない)

だけど、視点を変えれば、持ってるものはいっぱいある
・貢献できてると思える仕事をしている
・読みたい本、みたいドラマ、学びたいフォントデザイン、行きたい場所がある
・ひとり旅・ひとりご飯で、好きなときに好きな時間を過ごすことができる
・好きなものが食べれる・スポーツができる身体がある

ほんとに、ただ視点を変えるだけ。

使いきれてないことを、使い切る方法を模索する

そう!

私は使いこなせてないだけなのかもしれない。と感じてきた。
今自分が持っている、心・身体・スキル・お金・物質的なものを最大限に使えているのだろうか。ないものを嘆いてるけど、手の内にあるものを最大限に使う方法を模索したり、手の内にあるけど芽生えてないものを育てる方法を模索することのほうがいいのでは?

そんなふうに、思考を方向転換することができた(気がする)。

アーユルヴェーダを学んだときに、身に染みた言葉も時間が経つと忘れちゃうんだよな〜
知足って言葉を流してくれてありがとう!


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