気にしない力
こんにちは。鈴木貴之です。
私があなたにお伝えしたい最高の発見がこちらです：
非常に成功した人々は批判に対して免疫を持っている
例を挙げてみましょう。
私がコンサルティングに入る場合、重要な施策の1つとして「お客様の感想を集めましょう」というものがあります。
でも、「嫌だ」というクライアントさんがたまにいます。
でもそういう場合、「集め方」が間違っていることがほとんど。
真面目な人であればあるほど、
「悪い所をどんどん改善してきたいと思うので、悪い所を教えてください」
のような感じで質問を作ってしまいます。
質問は回答を決めます。
そうして集まった「お客様の感想」は、悪い感想ばかりです。
それは当たり前です。
なぜなら、「悪い所を教えてください」と聞いているのですから。
そして、そうして集まった感想、自分に対する評価を一つ一つ読みます。
そうすることでどんどんと気持ちが沈んでいくんです。
こういう方は声の大きいクレームにも弱い傾向にあります。
クレームの質を考えることなく、大きな声のクレームに即座に反応し、「本来変えるべきじゃないことを変えてしまったり」します。
そういうのは、無視していいのです。
（特に自社の強みやコンセプトと関係ない声やクレームは）
なぜか？
(A) 彼らは私を評価する資格がない
(B) 私は彼らが何を考えているのか気にしない
だからそういうのを見る必要はありませんよね？
では、どういう人の声は聞くべきで、どういう人の声を聞かないべきでしょうか？
その評価基準はこれ：
お金を使ってくれるかどうか？
それが必要な唯一の評価です！
みんな、お金を払ってくれていない人の声、もしくは払ってくれるかもしれないけど全然使ってくれない人の声を聞きすぎです。
あなたへ影響力があるべきなのは、お金を使ってくれる顧客だけ。
しかもたくさん使ってくれている顧客はそれだけ大きな影響を持っているべきです。
でも、お金を使わない人、使ってもちょっとしか使わない人の方が声が大きく、たくさん使ってくれる人、よく使ってくれる人は（満足しているので）声が小さいということはよくあります。
そういう人の批判を聞く必要はないのです。
私はこれらの感想・クレームによって涙する経営者を見たことがあります。
特に女性経営者の場合、他の女性の観客からの厳しい反応があります。
その中身は髪型がどうの、服装が合っていないなど、内容とは関係ありません。
そうした声には「嫉妬」のスタンプを押してゴミ箱へ直行させましょう。
しかし、成功している人々は気にしません。
彼らはそのような批判に対して免疫を持っています。
そのような解放から偉大な力が生まれます。
だから、批判への免疫を築くことは、あなたができる最も重要な自己啓発の一つかもしれません。
もちろん、私たちマーケターは成功や失敗の観点では考えません。
私たちはテストの観点から考えます。
成功と失敗の観点で考えると、私たちは文字通り日々、週々でよく失敗します。
何百万ドルもの印刷広告を行った人々が、おそらく6つ、8つ、10つ、12つのうち1つが「成功」し、他は全て失敗するケースも多いのです。
それがこのゲームであり、批判や予想される失敗に対して免疫を持つ勇気が必要です。
失敗を恐れない人は強いのです。
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