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マーケティング101:自社の弱みから強みを発見する


マーケティング101とは?
初歩的でありながら効果が高く、行動しやすいマーケティングアイデアを毎週月曜日に紹介しています。

毎週こちらで紹介するアイデアを読み、実践することで、年に50回以上事業を改善していく機会を持つことができます。

それをひたすら繰り返していくことで事業が安定し、売上が上がっていく。

そういうアイデアをご紹介しています。


こんにちは! 鈴木貴之です。

自社の弱みから強みを発見する

差別化が大事だとよく言われます。

そして、それは「本当にそうだ」と色々なお店や事業者の方をコンサルティングしていると感じます。

なぜなら、差別化がされていなければ、他と同じということです。
そして他と同じであれば、選ばれる理由がないということです。

選ばれる理由がなければ、選んでもらえるかどうかは完全に見込客任せとなります。

そしてそうなると、選んでもらう為に値段を下げたり、嫌な顧客がいても涙を飲んで対応しないといけません。

これ、すごくきついんですね。

でも正しい差別化ができていれば、見込客は「あなたから買いたい」と言ってくれるようになります。

他のお店で同じものをより安い価格で買えても、あなたから買うと高くても、「あなたから買いたい」と言ってくれるようになるのです。

だから、私が本格的な【集客立て直し】のコンサルティングをする時は、「競合との差別化」、もっと言えば「代替商品との差別化」も視野に入れながら、クライアントさんの事業を深堀していきます。

そしてその結果「唯一無二の差別化要素」が出てきて、それがゆえに今まで「WEBから集客できなかった」という人ができるようになっていきます。

それくらい、差別化って大事なんです。

でも、深堀していくと出てくるのが「うちには誇れる差別化できる所なんてない」という言葉。

全くないという人はあまりいませんが、少ししかないと考えている人は多いです。

また、もう一つよくあるのは「弱みならいっぱい出せます」というケース。

聞いていて悲しくなることもあるのですが、実はそういう所から「正しい差別化」ができるケースも結構あるんです。

では、具体的にどうすれば良いのか?

A4の紙とかノートに「自社の弱み」をたくさん書いてみてください。

そして、そこからひとつ選び、下記の『伝わる文章テンプレート』の「特徴」に書いてみてください。


『伝わる文章テンプレート』はこちらのニュースレターの登録特典として無料で入手可能です。


その後、「これを顧客への価値に変換したら、どうなるだろう?」と考えてみるのです。

例えば、「自分のお店はイオンモールに入っている同業のお店と比べると、町の商店街にある小さなお店だ」と思っていて、それが弱点だと思っている場合。

「特徴」は「小さなお店」です。

でもそれを「顧客への価値に変換したら、どうなるだろう?」と考えます。

すると、色々と出てくるでしょう。

「小さいお店だけど、先代から数えると50年この仕事をしてきたので、私なんかは生まれた時からこの仕事に関わっている生粋のプロ。そのプロがお店の中に置きたいと思えるものだけを厳選して選んだ商品だけを置いています」

「イオンモールのお店に行くには、駐車場に止めて、モールに入るまでに歩いて、モール内でも歩いて、やっと着いたと思ったらお店も大きくて・・・その後買えることも考えると大変! でもうちのお店なら駐車場から徒歩30秒で来られます」

「小さいお店だからスタッフはいつも同じ人。大きいお店のように担当がコロコロ変わったり、あの人と話をしていたのに今日はその人がいなくて話がつながらない、ということはありません」

どうでしょう? これだけでもだいぶ価値があると思いませんか?


そしてその価値をより高める為に・・・「特にどんな人に価値があるか」を考えていきます。

特徴→顧客への価値に変換 では一般的に感じてもらえる価値にしていますが、それをさらにここで高める為に、「特定の人」を考えるのです。

例えば、


この続きは2022年1月24日朝9時発行のニュースレターでご確認ください!!

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