間違ったところに情熱をかけてはいけない:情熱の矛先の重要性
こんにちは。鈴木貴之です。
今日は、特定の仕事やプロジェクトに情熱を持つことの重要性について語りたいと思います。
具体的には、その情熱の矛先がどこに向いているか、という部分に焦点を当てたいと思います。
私がこれについて深く考えるようになったのは、ふたつの全く異なる結果を見たからです。
ふたりの英語教師の話
このふたりの教師は、両方とも情熱に溢れ、教えることに大変な熱意を持っていました。しかしながら、その結果は全く異なりました。
一人の教師は大成功を収め、教室が人でいっぱいになり、素晴らしい教室を作り上げました。
一方、もう一人の教師のところでは、生徒はすぐに辞めてしまったり、繰り返し来てくれませんでした。
同じように情熱を持っているにもかかわらず、これほど結果が異なる理由は何だろうと、私は不思議に思いました。
情熱の矛先がどこに向かっているか
調査と話し合いを重ねる中で、明らかになったのは、情熱の矛先の違いでした。
一人目の教師は、英語そのものに情熱を持っていました。
英語が大好きだからこそ、英語を教えることに深い喜びを感じていました。
しかし、もう一人の教師が情熱を感じていたのは、英語を通じて生徒たちの人生が変わることでした。
生徒が英語を身につけることで、新しい仕事につくことができたり、海外で働くことができたり、TOEICのスコアが上がったり、そういった生徒たちの成功を見ることが、その教師にとっての最大の喜びでした。
情熱を持つ場所が変わると、何が変わる?
この二人の教師が教え方をどのように異なっていたかを見てみましょう。
英語が好きで教えること自体に情熱を感じていた先生は、自分が考える最高の英語学習法を生徒に教え、それが絶対的に正しいと信じていました。
しかし、生徒の人生を変えることに情熱を持っていた教師は、各生徒が英語を学ぶ理由を詳しく聞き、それに基づいて学習法を提案していました。
この二つの教え方は、似ているようで全く違います。
情熱の矛先が自分のサービスや製品に向いているのか、それとも顧客や生徒に向いているのかで、結果は大きく変わります。
情熱は確かに大切ですが、その情熱の矛先が何に向いているかが、成功と失敗の分かれ目となるのです。
もし皆さんが自分の情熱を持って働いているのに、なかなか結果が出ないと感じているなら、この話が参考になるかもしれません。
情熱の矛先を自分の商品やサービスから、お客さんに向けてみてはどうでしょうか。
その瞬間に、商品やサービスの提供の仕方、売り方、そして教え方が変わってきます。
そしてその結果、お客さんや生徒たちは、あなたが彼らのために深く考え、行動していることを感じ取るでしょう。
それが継続して支持を受ける秘訣なのです。
結局のところ、情熱を持つことは大切ですが、その情熱の向き先を見直すこともまた重要です。
一度、自分の情熱の矛先がどこに向いているのか、考えてみてください。それが、あなたの成功への新たな一歩となるかもしれません。
それでは、また。
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