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こういう時はセールスやマーケティングのアドバイスを受けてはいけない!

こんにちは。鈴木貴之です。

今回の記事では、誰からマーケティングやセールスのアドバイスを受けるべきか、その判断基準について考察したいと思います。

先日、クライアントから「この商品を売りたい、だからコンサルティングしてほしい」という依頼がありました。

ここで私が最初に行うことは、その商品が誰にどんな価値を提供しているのかを評価することです。

商品の価値を見ていくと、ターゲットに対して価値が提供できる商品かどうか、その商品が顧客の悩みを解決するのか、理想的な状態に導くのかを見ます。

そして時折、その商品が提供する価値が、顧客の理想的な状態や悩みを全く解決できないという場合があります。

そのような商品をコンサルティングで売るように頼まれると、私の答えは「すみません、それはできません」となります。

しかし、時には「マーケティングで商品を売ることができないのか?」と言われる時があります。それはできるけど、やらないというのが私の答えです。

マーケティングとは、本来100の価値を持つ商品を200や300に見せる技術ではなく、100の価値をそのまま100として伝える技術です。

それだけで結果が出るのは、多くの場合、企業は商品の価値の全てを伝えていないからです。だから、100の価値を100として伝えるだけで、商品は売れるようになります。

しかし、商品そのものを超えてメッセージを作ることはできません。

それは誇大広告になり、顧客が継続して商品を購入しなくなるからです。
300と思って買った商品が100だったらがっかりしますよね? そのような感情を持った会社や商品を消費者は二度と信じません。

それは、事業を支える「継続」という要素を崩す原因です。


そのため、商品やサービスが顧客にとって最善の選択であることが確認できない場合、その商品やサービスをマーケティングで売ることは難しいのです。


もし、自分の商品やサービスが良くないのにそれをマーケティングの力で売ろうと考えているのであれば、まずはその商品自体を改良し、顧客にとって最善の選択肢になるよう努力するべきです。

それがマーケティングを最大限に活かす真髄であり、成功への第一歩なのです。


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