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業者と思われたくなければこれをするな!

こんにちは。鈴木貴之です。

今回の動画では、業者と見られたくない場合には、ある行動を避けるようにというお話ししたいと思います。

その行動とは何かと言えば、「リスポンスが遅いと信用されないという考え方」、つまり早くリスポンスすることです。

例えば、電話にすぐに出たり、メールに1時間以内に返信するなど、すぐに返信することが求められる、その方が信頼されるという論調がありますが、私はこれに反対です。

たとえ駆け出しであっても、すぐに返信することは避けるべきです。

人が何かをお願いしたいと思う時

なぜなら、多くの人は口ではリスポンスが早い人にお願いしたいというものの、実際は忙しい人にお願いしたいと考えているからです。

もし、お客さんからの連絡が来ても、「明日会いましょう! 何なら今日の午後に合いましょう!」みたいにすぐに会うことを提案するのは避けるべきです。

それをやってしまうと、あなたが業者であると見られる可能性があるからです。

なぜなら、すぐに会おうと提案することで、お客さんに「あなたが仕事を何としても受注したい」と思っていると思われるからです。

確かに、仕事を依頼したいと思っているかもしれませんが、その気持ちは見せないようにする必要があります。

それを見せてしまった時点で、あなたの立場はお客さんよりも下になってしまうため、業者として見られる可能性が高くなるからです。

「あなたが発注してもしなくても関係ない」という態度が必要です。

そのため、返信する際には、いつでも都合が良いわけではない旨を伝えることが大切です。

具体的には、「今週はすでに予定が埋まっていますが、来週のこの日のこの時間とこの日のこの時間であればお会いできます。どうしますか?」というように、忙しいことを伝えることで、お客さんから見てあなたが忙しい人であると思わせることができます。

このようにすることで、お客さんから見てあなたは忙しい人であるという印象を与えることができ、信用を得ることができます。

誰でも、忙しくない人(=あなたに依頼している人がいない・少ない人)には仕事を依頼したくないと思うものです。

すぐに何でもやってくれそうな人というのは、逆に仕事が集まらないものです。

忙しいけど、なんとか時間を作ってみたいと思います・・・

そういう人にこそ人は何かをお願いしたくなるのです。
(心から「この人にお願いしたい」と思うという意味で)

そして、忙しくても時間を作ってくれそうだと言ってくれた人に対しての感情として、よくある「発注した側が強い」ということがなくなります。

むしろ、「受注してくれてありがとうございます」という風になっていくのです。「私の依頼を受けてくれてありがとうございます」と。

SNSなどを見ていると多くの人は「レスポンスが早くない人には発注したくない」と言っていますが、「私の質問に早く答えろ、すぐに答えろ」というのはどう考えても下に見ている証拠ではないでしょうか?

クライアントとの関係性で成果も変わる!

受注時のポジショニングを間違うもう一つの問題があります。

それは、あなたが受注した後に、そのクライアントに何かをやってもらわなければならない場合は、お客さんから見たあなたの立場によって、優先順位が異なるということです。

あなたが業者として見られている場合、あなたがクライアントさんにやってもらいたいことをすぐにやってくれない可能性があります(あなたのレスポンスはスピードを求めるのに)。

しかし、あなたがプロフェッショナルとして見られている場合は、そのクライアントはあなたからの依頼の優先順位を高く設定し、実際に行動してくれるでしょう。

あなたがお金を稼ぐために行動する場合、またはクライアントに効果的なサービスを提供するために行動する場合は、あなたがプロフェッショナルとして認められることが重要です。

クライアントがあなたを専門家として認めるようになれば、そのクライアントのあなたへの優先順位も高くなるからです。

お金を気持ちよく払ってもらって、結果を出す為にはクライアントとの関係性がとても大事なのです。

あなたが目指すべきなのは?

したがって、レスポンスが早いことは美徳ですが、あなたが業者として見られないように、すぐに何でも対応することはやめた方が良いです。

あなたには他にも選択肢があることを示せて(実際あり)、クライアントにはあなたに頼む以外の選択肢がない。

それが、あなたが目指すべきポジショニングです。

重要なのは、「誰がコントロールを持っているか?」ということ。

クライアントがコントロールを持っていれば、あなたは業者になります。

あなたがコントロールを持っていれば、あなたはプロフェッショナルとなります。

この2つは大きな違いとなって表れてきます。
時が経てば経つほど・・・

あなたはどちらのポジションを取りたいでしょうか?


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