「集客できない」という時にあなたが見るべきところ②
こんにちは。鈴木貴之です。
以前こんな記事を書きました。
このコラムでは、8つある集客の流れを意識して、弱いところを改善し、強いところを伸ばしましょうというお話でした。
今回のコラムでは、8つある集客の流れは十分出来上がっているけど「集客できない」というケースについてお話をしたいと思います。
あなたのメッセージを目にしても心に届いていない
仕組み自体はうまくできているのに集客できない、ないしはうまくできているけどもっと集客したいという場合、あなたができることは文章の改善です。
いや、改善じゃないな・・・もっと言えば、劇的な変化です。
あなたがいくらメッセージを発信していても、そのメッセージを受け入れる余裕がない人にはそれが届きません。
自分自身のことを考えてみてください。
毎日あなたの目に触れているメッセージ(企業からの広告)はのべ3000個以上と言われています。
でも、その中にあなたの心の中に残っているのはどれくらいあるでしょうか?
ほぼないのではないでしょうか?
では、なぜそれだけのメッセージに触れているはずなのに、心に残っていないのでしょうか?
人の心はすでに様々なことでいっぱいいっぱいになっている
その理由は、人の心はすでに他のことに占領されてしまっているからです。
人の頭の中にはキャパシティがあり、それを超えた分は意識されないようになっているのです。
3000のメッセージを毎日意識していたら頭が焼き切れてしまうでしょう。そうならないようにうまくできているのです。
日々のルーチンワークでほぼすべてが埋められていると言っても過言ではありません。
新しいことに意識が向けば、その方面の言葉や目に見えるものが目に入ってくるようになりますが、日々同じような生活をしていると日々同じものしか目に入らないようになっています。
これはご自身の経験からも分かっていただけると思います。
人々は自分の中の快適な環境にいるということです。
毎日同じことをした方が楽なのです。同じことをして、同じように生活をする。日々が同じことの繰り返し、習慣化している方が多くの人にとって快適だというのです。
そして、この快適さは事業者にとっては敵なのです。
あなたが自分の伝えたいメッセージを相手に届けるには、この消費者が無意識的に享受している快適さを揺さぶり、壊さない限り彼ら・彼女らの耳に入っても頭に残らないからです。
彼ら・彼女らの習慣に干渉し、日々の生活パターンの中に入り込まない限り、あなたがどんなに良いメッセージを携えていても、あなたの商品・サービスが顧客の人生を変えているとしても、あなたの集客の仕組みがワールドクラスの精巧性を誇っていても、動いてくれません。
消費者に一時的に不快になってもらうことが集客につながる
そういう意味ではあなたは「消費者に一時的に不快になってもらうこと」を意識して行わないといけません。
これはあなたの事業に対して不快になってもらうということではなく、あくまでも生活パターンを乱されることへの不快感です。その後にあなたの商品・サービスに対する価値を理解してもらえばその不快感はなくなります。
日々のルーチン、日々していること、日課、無意識的に行っていること。それらに干渉し、ブレーキを掛けることで消費者のこころの中に隙間が生まれます。ここにあなたのメッセージを受け入れる余地が出てくるのです。
もしこの隙間、スペースがなければどうなるか。あなたのメッセージは耳に届いても心に入ることはないでしょう。
そして、それでは絶対にあなたの商品・サービスを買ってもらうことはできないのです。
例えて言えば、すごく忙しいお店に人が大勢入っているようなもので、あなたが入る余地は全くありません。欲しい商品に手を伸ばしてもそもそもお店に入れないので届きません。
そのお店の中にいる人々が外に出ない限り、あなたは得たい結果が得られません。
ではその人々を外に出す為にどうしたら良いか? 火災警報ベルを押してけたたましく大きな音、驚いて飛び上がり、すぐに外に出るという鼓動を促すことをすることで中にスペースができるようになるでしょう。
もちろん、これは例えです。
あなたが発信するメッセージがこれくらい強力じゃないと日々忙しい生活を送っている消費者の心の中にスペースを作ることができません。
だから、「集客ができない」という時に見るべきところはあなたのメッセージの強さとなります。
もしそれをあなたの理想の顧客が目にしたり耳に聞いてもそのまま流れて行ってしまうものであれば、あなたが集客できないのは当然です。
あなたのこと、あなたの商品・サービスを消費者が意識・認識しない限り、それに興味を持つことはありませんし、また欲しいと思うこともないでしょう。
そういう強力なメッセージを発見できるかどうか。
これがあなたの集客に大きな影響力を及ぼすのです。
消費者の心のスペースを生むようなメッセージを見つけたい・・・という場合は下記の電子書籍がおススメです。本質的には同じメッセージでも、全く違ったものとして受け取ってもらえます。
『Refashion:言葉の再構築 ~同じ商品を異なる切口から伝える15の方法~』
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さて、今回の話は聞いたら「そんなアホな」と思うような話かもしれません。
でも結構多くの人がやってしまっている間違いについてお話をします。
ここ、ちょっと改善しただけでも売上がグンと伸びますので、ぜひ注意して読んでみてくださいね。
今回のマーケティングアイデアは「商品をただ置いていないか振り返ってみる」です。
これはどういうことなのか?
例えば、こういうことです。
これはとあるお菓子教室のクライアントさんのお話なのですが、その方はとあるテーマの元にお菓子教室を運営されています。
そして、同じ顧客からの売上を増やす方法として、パン教室もやろうと考えました。お菓子教室の生徒さんにパンのレッスンも受けてもらえば、集客コストは変わらずに売上が伸びるからです。
そして、その考えは正しかったのです。
でも、結果としてお菓子の生徒さんはパンのレッスンをなかなか受けてくれませんでした。
その先生は私にこう言いました。
「お菓子の生徒さんがパンを受けてくれないのは、やっぱりお菓子とパンは違うからでしょうか?」
そこで、私はこう言いました。
「お菓子の生徒さんは・・・」
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