あなたのことが嫌いだ

今の部署には、
とてもとても大嫌いな上司がいる。

以前一度だけ、
とある企画で数ヶ月お仕事をする機会があり、
「あーこの人、直属の上司じゃなくてよかった」
と思っていた。

なんのご縁か、
直属ではないが、
今現在同じ部屋にいることとなる。


どこが嫌なのか。

○ とにかく仕事しない
○ タバコを吸う時間が最優先
　→周りがどれだけ忙しい時間でも平気で失踪
○ トラブルには全力で逃走
○ 自学しないので業務に対する知識なし

なんであの人、あの役職なんだろうね？
と部下たちが不思議がっている、
そんな上司です。

お偉い人の息子か？
ゴマスリ上手？
頭だけとてつもなく良い？

結局理由はわからないのです。

ただ、
部下もいる私です。

その上司のことは、
本当に本当に嫌いですが、
自分の部下と同じ目線で、
その上司の悪口を言うわけにはいかない。

部下の前ではその上司を立てなければならない。

一切決めてくれないけれど、
何の指示もくれないけれど、
一応報告連絡相談はやる。
筋は通す。

グッといろんなことを堪える日々です。

これも自分の成長につながるのだろうか。
まさに中間管理職の悩みといったところです。

面と向かっては言えないけれど、
タバコを吸いに消えるその後ろ姿に、

「あなたのことは嫌いだ」

と呟く日々です。

でも、それを見せるわけにはいかない。
今の部署の雰囲気を自ら壊すことは避けたい。
こういう上司にいかに対処するか、
そこが腕の見せ所ではないのか？
日々自問自答です。


昔の平社員の私は、
すぐ顔に出る・口に出すタイプで。

それをみた上司から、
「大きい子供か？
　自分の機嫌ぐらい自分でとれよ」
と言われ。

大きい子供はまだ自分の中にいる。
思うだけは自由。
相手に伝える必要はない。
周りのモチベーションが下がらないように、
自分がどこまで上げられるか。
そこに重きを置きたい。