ブランチスクールvol.2 第4回レポート（ゲスト：土肥潤也氏）

11月22日に開催したブランチスクールVol.2 第4回の様子をお届けします。

第4回となる今回は、静岡県焼津市にある「みんなの図書館さんかく」館長の土肥潤也さんを迎えて（オンライン出演）、完全民営・黒字経営の「みんなの図書館さんかく」の事例から、”仕掛け人になる”をテーマに学びました。

いつも通り前半パートでは土肥さんから、みんなの図書館さんかくについて、詳しくお話いただきました。
さんかくの成り立ちや地域の人たちとの関り、これまでの発展の様子、これからの展望などなど…

自らはイベントを企画せず、そこに関わっている人々から自然発生するような場づくりや、「なるべくノーと言わない」を心掛けている、という姿勢の土肥さん。
また、他の何よりも”さんかく”というプラットフォームの土台形成に尽力したからこそ、自然と人々が集い、様々な使い方が生まれてきたそう。
そんな土肥さんの経験や想いが中心となって生まれた『私設公共空間』だということがよくわかりました。

土肥さんのお話が終わり、参加者同士のディスカッションの後は、土肥さんへの質問・感想の時間でした。
受講生の皆さんから”自分が企画する場”を思い描いたであろう質問や感想が飛び出し、コミュニティづくり・まちづくりという内容への関心が高さが特に伺えました。

”当事者意識をもって”という土肥さんの言葉を受けて、各受講生の脳内イメージが良い意味でダウンサイジングされたのではないでしょうか。

最後に土肥さんから、これから何かやりたい人に向けて、方向性を明確にするための方法・視点についてのお考えを聞かせていただいて、2時間の講座が終了しました。

次回のブランチスクール第5回は、宮城大学の友渕貴之先生と、一般社団法人ONE TOHOKU HUB代表理事の手島慧さんをアドバイザーに迎えて、12月6日19時から作戦会議①を開催予定です。
これまでの3人の講師の方のお話や、隔週のよなよなラボでの経過を踏まえて、各自のプロジェクトを進める時間です。

また、来週11月29日（火）は各自のプロジェクトをみんなと相談しながら進めるよなよなラボがあります。見学も可能ですので、是非お気軽にお越しください。詳細はこちら。

それではまた来週！