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「息吹」 テッド・チャン著 感想

今回は洋書の翻訳にしたいと思って色々と悩んでいたのですが、この本にしました''o(゚д゚o)

途中、少々気合を入れて読まないと中々進まないような話もありますが、短編集なので気分を変えながら読んでいけたのではないでしょうか??|д・) 

この作者は映画「メッセージ」の原作「あなたの人生の物語」を書いた方で、実は世界的にも評価が非常に高い方なのですΣ(゚Д゚;)ところが、作品数は1990年のデビュー作品以降、そこまで多くはないので僕はこの「息吹」で初めて知りましたし、良いタイミングで新刊として出会えました(*´艸`*)

さて。

短編集なので、本当は各作品について語りたいところなのですが、、、久々の再読でしたがΣ(゚Д゚;)内容が厚いですね。。。一作一作の。

と、いうことで、僕が大好きな作品「商人と錬金術師の門」を中心に感想を書いていくことにします。これは「息吹」の中では最初に収録されている話なので、読了していない方もここまでは読んでいるのではないでしょうか??時空を超えて過去や未来へと行くことが出来るものの、過去や未来を変えることは出来ず、もっとよく知ること、意外な事実を知ることしか出来ない、という話なのですが、もう、この話、大好きなのです。


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