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テレワークは難しい

コロナが流行り始めた時に働いていた会社では、すぐにテレワーク対応になった。あの時期、テレワークになる会社は多かったが、その中でも素早い対応だったと思う。

テレワークの決定は感染症対策以上に通勤がなくなる事が嬉しかった。
当時1時間半ぐらいかけて毎朝通勤をしていた。それがなくなるのだ。朝もギリギリまで寝れる。最高だった。

実際にテレワークで仕事をした感想は、自分の時間が多くなった事は良かったが、プライベートと仕事の切り分けが難しかった。

黙々と作業する際は自分の家で落ち着いて取り組めるので良かったが、仕事を進める上での打ち合わせや、分からない所を質問したい時は面倒だった。
当時は初めての経験する仕事を担当していた。googlemeetで繋げて、画面共有をしながら教えて貰ったと思う。
聞きにくかったり、上手く伝わらない事がストレスだった。

あとは、ずっと家の中にいるのでメンタルが不安定になった。
これは社内に同じ様な症状が出ている人が居て、会社は対応に追われていた。
最初は「テレワーク最高!」という気持ちだったが、2ヶ月もすると、不安で心が落ち着かなくなる事が多くなった。
ちょうど志村けんさんが亡くなった時がピークだった様な気がする。志村さんに関連して、コロナについて色々なニュースが目に入ってきた。落ち着かない日々だった。
ひとり暮らしで、あまり喋る相手が居なかった事も原因のひとつかもしれない。
私の場合、もうひとつ別の理由もあったが、これは別の機会にnoteに書こうと思う。

対策としては朝昼晩とラジオ体操をしたり、仕事が始まる前や終わった後に散歩に行って、生活のリズムをつけた。
あんなに辛かった通勤時間が自分が思っていた以上に大事な時間だった事を知った。

別の仕事で週2日テレワークで3日間出勤するルーティーンになった時があった。
これぐらいが私にはちょうど良かった。

今の会社もテレワークの制度はある。
申請して許可が降りたら家でも仕事が出来る。
だが、出来るだけ出社はしたい。
やはり会社で仕事をした方が集中は出来る。

当時在籍していた会社もそうだったが、テレワークを続けるので、オフィスが必要ではなくなった。なので、オフィスを半分解約していた。
周りでも、よく聞く話だったが、今はどうなっているのだろうか。

周りからテレワークが羨ましいと言われることがあるが、向き不向きはある働き方だと思う。
私はあまり向いてない。
だが、もしまたテレワークが続くことがあれば色々工夫して楽しみたいと思う。

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