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Evernoteを消してみた

久々にEvernoteにログインした。
Evernoteは無料で使えるメモアプリ。
最近はGoogle Keepを使っているのでEvernoteは使っていなかった。
ふと、そういえばEvernoteどうなっているのだろうと思い、ログインしてみたら、最終ログイン履歴が約3年前。
3年もEvernoteを放置していた。

EvernoteにはWEBサイト制作を始めてから、学んだ内容をメモするために登録した。
それまではノートにメモを書いていたが、当時お世話になった先輩に「メモアプリを使ってメモを残したほうが良い」とアドバイスを貰ってEvernoteを使い始めた。
メモにはWEBサイト制作やシステム開発について、色々と勉強した内容や、当時参加したセミナーの内容、先輩たちからのアドバイス、転職活動についての内容など、あの頃それなりに頑張った跡が残されていた。
それを見て「あの頃は頑張ってたなぁ…」と思えれば良かったが、私はそのメモを見返して、ものすごく「しんどい」と思ってしまった。
当時は知識や経験が増えることは純粋に嬉しかったし、良い思い出もたくさんあるが、思い出したくない悪い思い出もたくさんある。
頑張ったけど、なかなか評価されない、すごい人たちには追いつけない。
早く仕事を覚えなきゃ!先輩に追いつかなきゃ!という焦りがメモから伝わってくる。
そんなに焦らんで良いよ、周りは好き勝手に言ってくるけど、自分のペースでにやっていいんだよ…と昔の私に言いたい。
当時の苦しみがメモから滲み出ていて、辛くなってしまった。
もちろん今なら他の人と比べることなく、自分ができる範囲で得意なことで勝負すればいいと思えているが、当時は周りと比べて他人の評価に怯えて焦りもあり、とてもしんどかった。

Evernoteに残されているメモを見て、辛くなってしまった私は、必要な情報は別に移して、Evernoteアカウントを消した。
どうせ使ってないし、20代のと葛藤や負の感情が入り混じったメモを見たくなかったし、残したくなかった。

自分のメモで面白かったのは転職活動で面接を受けた会社について全て印象や感想を書いてあること。
割と辛辣なこと書いてる自分に笑ってしまった。
まぁ向こうも来た人間をどんな人間か探るのがお仕事ですから、こちらも同じように探るのです。
面接は会社とのお見合いなんですから。
実際に入社して辞めた会社については、面接時に違和感を感じて書き残していた。
なんでその違和感を無視して入社したんや…と思う自分もいるが、その違和感を無視してでも手に入れたかった実務経験があったからなんだよと自分に言い聞かせる。
それが良かったのか悪かったのかは今でも分からない。
「分からない」というよりは「考えたくない」だけだと思うのだが。

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