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週刊少年ジャンプ卒業見込み

先日、『ハイキュー』が最終回を迎えた。
連載当初から読んでいたマンガが、ついに大団円を迎えたのだ。
もっと言うのであれば、前作の『四ツ谷先輩の怪談』を読切時から読んでいたなぁと思いにふけっていた。


学生時代は週刊少年ジャンプに掲載されている全ての作品を読んでいた。
なんなら、新人賞の審査員コメントから最後の目次ページの作者のコメントまで、文字通り、読んで字のごとく、隅から隅まで読んでいた。読みつくしていたのだ。

しかし社会人になり、日常の多忙さが増すにつれ、気づけば全ての掲載作品を読むことはなくなった。
巻末コメントなんて、視界に入らなくなったし、新人賞なんて実施されてるかもわからない。
月曜日にコンビニで買って、好きな数作品を読むだけになってしまった。


一応、誤解を解いておきたいのは、マンガを読まなくなったわけではない。
とくに最近はコロナの影響で、自粛生活が余儀なくされ、よりマンガを読む機会が増えている。

だが、ジャンプの眼を通すページ数は、まぎれもなく、各段に減少している。


ハイキューに続き、現在読んでいる作品たちが最終回を迎えるにつれて、もしかして、一生来ないと思っていた「週刊少年ジャンプ卒業」する日が近づいているのではないだろうか。

「俺は一生ジャンプを読み続ける!」と豪語していた高校生の私に今の私の状況を伝えたら、驚愕し、恐れおののき、あっけにとられることは間違いないだろう。


気づけば“少年”じゃないもんなぁ、読まなくなるのも自然なことなのかな、とシミジミ感じている次第であります。





とか、思っていたんだけれども・・・
あー、今週のジャンプも面白い。『ヒロアカ』は胸熱展開だし、最近の新連載もいいのがあるわーー!!
なんだ卒業って!バカか!当分無理だわ!
最近はジャンプ+(アプリ版ジャンプ)でも『左ききのエレン』とか面白いのたくさんあるわ。
ジャンプ大好き、ジャンプ最高!



まだまだ週刊少年ジャンプ卒業“見込み”の俺たちは、いまだに月曜日に胸躍らせてワクワクする、おじさんなのに少年のままなんだ

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