Kindleで出版するまでのプロセス
伝えたいことを伝えやすいプラットフォーム
先月の終わりにKindleで電子書籍を出版しました。
時間の使い方が分からない、若い子に向けて書いた本になります。
この本はターゲットが10代〜20代の若い層ということもあり、10代の子達に馴染みがある横書きにしてページ数も少なめに設定してあります。
学園長の教えている生徒たちを見ていても、普段本を読むことは無く触れているのはほぼスマホ。
スマホのメッセージ、webページは横書きですし若者は縦書きに馴染みがありません。
縦書きの書籍にアレルギーを持っている子たちが多い。
そして一般的な書籍に比べて、改行が多く余白が多く感じるかもしれません。
これもターゲット層を考えた書き方になってます。
生徒とメッセージでやりとりをすると、だいたい1行のメッセージを5、6回に分けて送ってきます。
これも今の10代の流行なんでしょうね。
学園長の想いとして【時間を無駄にしている子たちに、自分の時間の価値に気づいて欲しい】というものがあります。
時間を無駄にしてしまう若い子たちが本当に多いんです。
これは毎日10代の子たちに接しているとすごく感じることです。
こういう子たちに届いて欲しいと思いながら書いた本になるので、30代以降の方には少し読みにくいと感じることもあるかもしれません。
それでも時間の使い方が分からない、効率のいい生き方をしたいと思っている全ての方に学びになる一冊になっています。
是非ご一読いただけるとありがたいです。
Kindle Unlimitedに登録すると学園長の書籍の他にも数々の書籍が読み放題になるので、この機会にKindle Unlimitedに加入するのもおすすめです。
学園長も登録してますがKindle Unlimitedは神コンテンツですね。
出版までのプロセス
学園長はKindleで出版してみて、すごくやりがいを感じ楽しく進めることができたので、是非これを読んでいる皆さんにもチャレンジして欲しいと思っています。
というわけで出版までのプロセスを書いていきたいと思うので、これからKindleで本を出したい、興味があるという方は参考にしていただけたらと思います。
学園長がKindle出版のことを知ったのは、7月くらいにvoicyでしゅうへいさんの話を聞いたことがきっかけでした。
これを聴いて、「個人で本を出せるの?すごいじゃん!面白そう!」
とりあえずやってみたいと思いました。
おそらくKindle出版は既に多くの方が着手していて、学園長は知るのが遅い組でした。
もっと積極的に情報を取りにいかないといけないなと反省。
そこからはすぐにKindle出版について調べ始めて、既に出版されている方のブログやYouTubeで情報を集めていきました。
Kindle出版の特徴はまず無料で電子書籍を出版できるのが最大の特徴。
本を出すってすごい実績を積んで、出版社さんから声をかけられた選ばれし人しかできないものだと思っていたのでそれが無料でできるなんていい時代になりました。
具体的な出版までの流れとしては
1.KDPに登録する
2.原稿を書く
3.表紙をデザインする
4.原稿、表紙をアップロード
5.書籍のタイトル、紹介文を入力
6.販売価格を設定
7.審査後に出版
これだけで出版することができます。
1. KDPに登録する
Kindleで出版するためにはKDP(Kindle Direct Publishing)に登録が必要です。
登録自体はすぐに終わるのでここはサクッと終わらせましょう。
ただし、ここで気をつけて欲しいのがマイナンバーの登録です。
マイナンバーを登録することで、書籍の売り上げの印税が通常の30%から70%になるので必ず登録をしましょう。
マイナンバーを入力する欄にマイナンバーとは書いておらず【TIN値】と書いてあるので分かりにくいですが、そこにマイナンバーを入力すればOKです。
2.原稿を書く
登録が終わったら原稿を書いていきましょう。
出版自体は最低100文字からでも可能です。
100文字といったらTwitterより少ないのでだいぶ短い。
100文字でも出版は可能ですが、最低1万文字くらいあれば書籍としては形になります。
短めでサクッと読んでもらいたい電子書籍を目指すなら1万文字程度に収めるといいでしょう。
原稿はスマホのメモでも、Wordでも大丈夫です。
Wordで作る際に、目次も一緒に作成しておくと電子書籍になった時にタップするだけで目的の見出しに飛べるようになるので便利です。
そして原稿が出来上がったら、Kindle専用のソフトKindle Previewerで書いた原稿が正しく表示されるか確認しましょう。
改行がおかしくてズレてしまったり、目次が正しく反映されなかったりがあるので出版前には必ずチェックしましょう。
3.表紙をデザインする
表紙はKindleで本を選ぶときに一番最初に見えるところなので目につきやすいデザインの方がいいです。
今回学園長はcanvaというデザインアプリで表紙を作成しましたが、表紙にはお金をかけて外注した方がいいですね。
次回作では外注してキャラクターなどを書いてもらおうと思います。
4.原稿、表紙をアップロード
出来上がった原稿と、表紙をKDPにアップロードします。
この工程もあっという間に終わります。
5.書籍のタイトル、紹介文を入力
書籍のタイトル、内容の説明、著者名などを入力していきます。
共同著者がいる場合はその人の名前なども入力可能。
もちろんペンネームでの出版も可能です。
紹介文に目次を載せると書籍の全体像が見えて手に取りやすくなります。
読み手のことを考えると目次を載せるのがおすすめ。
6.販売価格を設定
自分の書いた書籍の価格を決めていきます。
価格設定も自由になりますがKDPセレクトというものに登録するかしないかで、印税の%が変わってきます。
KDPセレクトに登録してKindleで書籍を販売すると印税率が70%になり、その印税率をもらうためには書籍の価格を¥250〜1250にする必要があります。
KDPセレクトに登録せず、他のプラットフォームでも出版する場合のKindleでの価格設定は¥99〜20000というルールがあります。
この価格決めはすごく悩みました。
あまり安値で販売してしまうと、自ら本の価値を下げてしまうし、高すぎても手に取ってもらえる人が減ってしまう可能性がある。
とはいえ学園長の書籍は、ターゲット層が10代なのでまずは手に取って欲しいという想いから¥300という低めな価格設定にしました。
価格の決め方は学園長のようにターゲット層を考えた設定でもいいですし、文字数や内容の希少性などを考えて価格設定するのもおすすめです。
7.審査後に出版
価格決めまでが終われば、あとは審査を待つだけ。
公式の案内では通常24時間〜72時間で審査が終わり出版が完了します。
登録が終わったあとは、「審査通るかな…、大丈夫かな。」と不安に思ってましたが、1時間くらいで審査が終了したとのメールが届きました。
審査に関してはあっさり通ったので、そんなに心配しなくても良さそうです。
こんな形で学園長はKindleで出版することができました。
特別技術がいる作業はないので、伝えたいことが伝わるような文章が書ければ誰でも書籍を出すことができます。
Kindle出版を考えている方は、とりあえずKDPに登録をして触れてみることが大事です。
考えているだけでは前には進みません。
動き始めてみましょう。
ではまた。
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