見出し画像

【NYY】アーロン・ジャッジが62号本塁打を記録!【Short】

日本時間の10月5日,ダブルヘッダーの2試合目を迎えたAaron Judgeは1番打者として先発出場。説明は不要ですが,この試合までにRoger Marisが1961年に記録した61本塁打(ア・リーグ記録)に並んでいた状況。ただし,60本塁打あたりから「生みの苦しみ」に嵌まったのか,なかなか本塁打が出ない期間を過ごしていました。

そんな中で迎えた第1打席目。

甘く入った球を逃さず強振,歴史を塗り替える特大アーチが生まれました。

敵地アーリントンの観客からも祝福を受ける中,チームメイトが待つホームベースへ。会場にいた母パティさんも感慨深い表情で息子の偉業を讃えました。

今回の「62号本塁打」について,表向きは「アメリカン・リーグ記録の更新」とされているものの,実際には「ステロイド使用者を除く単一シーズンにおける最多本塁打記録」という裏があるため,MLBとしても大々的に取り上げている印象です。(詳細は以下のnoteにまとめてあります)

私個人としても,「禁止薬物を使用しても僅か3人しか62HR以上を記録できなかった」という観点から見て,今季のJudgeの異様さが際立つかなと感じます。
三冠王は流石に厳しくなってきましたが,
・「True Record」の更新
・下馬評を覆させたア東での地区優勝
・fWAR & rWAR10.0到達
・21世紀ではBonds以外初めての200wRC+超え
等々,多くの観点から見ても私はJudgeがMost Valuable Playerであることを強く推したいです。

ただ,Judge本人も記録更新より勝利,すなわちワールドシリーズ優勝を第一使命と捉えており,これはあくまで通過点のひとつかと。
一層対戦相手の強度が上がるプレーオフでもアーチを描き,2009年以来のリングをニューヨークにもたらして欲しいですよね。

MLBファンの皆さまも,ぜひ今日は”ALL RISE”に祝福を。

(そして忍び寄る巨額契約の足音。NYYの明日はどっちだ!?)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?