ミニウォレットRicco mini、2022年冬モデル
ども!BRUSHの長谷川です。
当工房の人気商品であるミニウォレット【Ricco mini】の2022年冬カラーをリリース致しました。
今回のカラーは「アラスカレザー」という少し特殊な革を使っておりますので、その革についてご紹介させて頂きます。
経年変化したらどのような色になるのか?についても触れていきますよ!
まずは写真から
カラーはアイボリーベージュです。
ベースのカラーはベージュっぽいのですが、革の表面に白いワックスがロウ引きされているためベージュとアイボリーが混在するような自然なムラ感があります。
「アラスカレザー」という名前の通り、アラスカの乾燥した大地に似ている事からその名前がつけられたようです。
白いワックスから覗くベージュ色が土のようで、まさに大地に雪化粧がされたような素敵な風合いです。
さらに革の表面に自然なシボ出し加工が施されているようでして、これが革に表情をつけてくれます。
シボの強い部位や弱い部位がございます。
こちらは特にシボの強い部位。
アイボリー系の色というのは膨張色のためのっぺりとした寂しい印象になる事がありますが、アラスカレザーはこの自然なシボ感がお財布に立体感を与えてくれます。
1点1点風合いが異なるのも愛着が湧きます。
↑シボ感の薄い部位です。
私は昔スノーボードが趣味でよく雪山に行っていたのですが、この革を見ているとまさにゲレンデを思い出します。
それも、少し雪が薄くなりところどころ土が露出した3月あたりのゲレンデといったところでしょうか。笑
ちなみに「乾燥した大地」と表現しておりますが、手触りはしっとりしなやかですべすべとしております。
ずっと触っていたくなる手触りです。
お財布の形状や仕様自体は従来のRicco miniと変わりません。
ですが、このカラーのみBRUSHのロゴの刻印を入れさせて頂きました。
亀をモチーフにしたロゴなのですが、「万年」のイメージから「そっと長く寄り添えるように」という想いが込められております。
もちろん金具は真鍮製。レザーと共に経年変化を楽しめます。
オコシ金具は日本製で真鍮を削り出して作る「挽物」と呼ばれる金具ですので丈夫です。
万が一、長くご使用頂き金属疲労などで破損した際は交換修理も承っております。小銭入れのホックも同上です。
アラスカレザーの経年変化
アイボリーベージュの経年変化を見てみましょう。
新品時の色
経年変化後の色
長くお使い頂くと緩やかに深みのある味わい深いベージュへと変化していきます。
雪が溶け、大地が顔を出すようなイメージでしょうか。とても風合い豊かで育て甲斐のある色だと思います。
お手入れに関してですが、クリームやブラッシングなど特に難しい事はしなくて大丈夫です。
そのままお使い頂ければ革に含まれた植物タンニンが経年変化を起こしてくれます。
ですので「経年変化する革って手入れが難しそう」とお考えの方もご安心頂ければと思います。
ナチュラルなシボが入っておりますので、使用中についた傷なども味となるかと思います。
唯一気をつける点といえば、過度な水濡れや油汚れの付着はシミになる場合がございますので、その点だけお気をつけ下さい。
以上となります。ご購読ありがとうございました(^^)
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