マガジンのカバー画像

読書と映画と音楽と

26
読んだ本や映画、音楽をご紹介。 好き 星野源、ブルーノマーズ、藤井風、藤井隆、吉本ばなな、原田マハ、佐川光晴、夏目漱石、吉田修一などなど。
運営しているクリエイター

#読書感想文

【読書】美しいこと/赤木明登

この本は塗師(ぬし)である赤木明登(あかぎあきと)さんが木工職人や陶芸家に美術家、ガラス…

高瀬將也
3年前
9

【映画】幸せの絵の具

幸せの絵の具という映画を観ました。カナダ出身画家モード・ハリスの生涯を描いた映画。彼女が…

高瀬將也
4年前
5

【読書】アホになる修行

ぼくはアホだからこの本を読み終えて、書いてあったことは忘れてしまった。 芸術家横尾忠則氏…

高瀬將也
4年前
10

【読書】他人が笑おうが笑うまいが、自分の歌を歌えばいいんだよ。

岡本太郎さんが好きだ。 野生的ななんだか血が滾るような情熱的な絵も、様々なメディアで吐き…

高瀬將也
4年前
12

【読書】人生は一本の線

日本の美術家である篠田桃紅さんは、現在107歳。水墨の抽象画=墨象での表現や版画作品なども…

高瀬將也
4年前
11

【読書】絵をかいていちんち

ぞうさん ぞうさん お鼻がながいのよ そうよ かあさんも ながいのよ 日本人ならだれもが知…

高瀬將也
4年前
10

【読書】ユートピア/湊かなえ

湊かなえさんの作品ではじめて読んだのは【リバース】で、難しい表現もなく、スーッと読み進めることができたことを覚えている。ドラマになるのも納得の内容だった。図書館で本を選んでいたとき、その湊さんの名前が目に飛び込んできて、さっと手に取ったのが【ユートピア】だった。 善意は、悪意より恐ろしい。 地方の商店街に古くから続く仏具店の嫁・菜々子と、夫の転勤により社宅住まいをしている妻・光稀。そして移住してきた陶芸家・すみれ。美しい海辺の町で、三人の女性が出会う。自分の居場所を求めて、

【読書】NARA48GIRLS/奈良美智

ぼくが奈良美智さんの作品と初対面したのは、2015年青森の十和田市現代美術館に行ったときのこ…

高瀬將也
4年前
11

【読書】勉強しなければだいじょうぶ/五味太郎

"勉強"という言葉を辞書で引いたことがありますか? ・学問や技芸などを学ぶこと ・物事に精…

高瀬將也
4年前
8

【読書】僕はウォーホル

アンディ・ウォーホルの存在を知ったの恥ずかしながら、大人になってからだ。それまではマリリ…

高瀬將也
4年前
15

【読書】東京百景/又吉直樹

俗世にまみれて生きていると、たまに、いやっ、しょっちゅう思い出す。自分はクズでどうしよう…

高瀬將也
4年前
6

【読書】自分の薬をつくる/坂口恭平

昔から薬とか病院というものがなんだか好きではない。これといった理由はないが、なぜだかずっ…

高瀬將也
4年前
13

【読書】壁の男/貫井徳郎

ぼくには、ちょっとした"夢"がある。壁に絵を描くこと。いつもは、画用紙だとか小さめのキャン…

高瀬將也
4年前
11

変なおじさん【読書感想文】

志村けんさんの『変なおじさん』を読んだ。 正直、亡くなるまで、TVの中の人でしかなかったから書籍があることは知らなかった。 タイトル書籍はエッセイ集。志村さんの人となりが、ほんの少しかもしれないがわかった気がする。読み終えると、本当にお笑いが好きで、人生そのものだったんだなと思う。 お笑いの話がもちろん多いけど、印象的だったのは"映画"に関するエピソードだ。志村さんが、生前で唯一出演した映画が鉄道員(ぽっぽや)。高倉健さん主演の映画に、炭鉱夫役で出たとのこと。撮影現場で