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あのたび -ゴロンタロウへ-

 朝、トントナの宿を出ようとするとデリにギターの練習をさせられる。おかげで昼に出てPasar(市場)へ。ナシイカン5000Rp、モレン1000Rpパン色々2000Rp。町中を歩いていると、チョコレートやカカオ、チャンケという香辛料をござの上で干しているところがたくさんあり香りがよい。

 5000Rpでポソ(Poso)へ行き、Ojek1000RpでLosmen Sulawesiへ連れて行ってもらうが満室で空いてない。ベッドもない敷布団だけのただの民家っぽい所で15000Rpで泊めてもらう。

 朝起きてマンディ(水浴び)しバスターミナルを探すが見つからず。TIC(ツーリストインフォメーション)で教えてもらいなんとか辿り着く。ルウク(Luwuk)まで50000Rpと言われるが、高いと言うと45000Rpにしてくれた。

 バスは13時にようやく出発し、ルウク到着は深夜1時。こんな時間でも屋台がやっていて腹が減ったのでナシゴレン5000Rp助かる。が宿を探す気力はない。困ってフラフラしているとポリスに声をかけられてオフィスにお世話になり眠らせてもらう。ありがたい。

 朝もティーとミー(麺)をいただきマンディ(水浴び)までさせてもらう。ポリスが手頃な宿までバイクで送ってくれるが3軒満室。4軒目のLosmen Rozari20000Rpに一泊。
 外国からの旅行者はほとんど見ないのに、なぜかスラウェシ中部では宿が満室ということが多かった。散歩していると長く使い続けたサンダルに穴があいた。新しいのを探さねば。

 朝食付きでシャケ入もち米とティーが出る。日本のおにぎりのような味でうまし。水2500Rpで買うが釣りがなく替わりにメントスをもらう。アバウトでいいかげんな所がインドネシアっぽい。
 昼はナシクニ(ターメリックかウコンを入れた黄色いピラフ風ごはん)1000Rp。インドネシアではほとんど白い米だったのでこういった料理は珍しい。

 日本語を勉強しているという子に付き合ってあげると、たいした勉強にもならなかっただろうがおばちゃんからグレをいただく。にんじん、きゅうり、パインが入ったココナツ風味の甘いおやつだった。
 もうインドネシア旅行は3ヶ月以上にもなり、食事に関しては保守的になっていたが、ここにきて初めて食べるものに出会えてよかった。

 昼13時にターミナルへ2000Rp。そこからパギマナ(Pagimana)へ10000Rp。ここからスラウェシ北部へ行くにはフェリーを利用することになるが、この日の便はすでに無し。翌日夜20時発だという。

 一泊し朝、ナシクニ2000Rp。昼にチェックアウトしジャムパンやチョコパイなど船での食料を買い込む。夜、肉厚のナシイカンごはん食べ放題が5000Rp。ここパギマナの魚は一番美味かった気がする。しかもごはんはおかわり自由とは。もしかすると今までの店もボクが知らなかっただけで、どこでもごはん食べ放題だったのかも…と思った。
 あまり知られていないがインドネシアの米はうまい。日本の味と触感に近い。

 20時半頃パギマナの港を出発。フェリー30000Rp。夜なので景色は一切見えない。席は自由なのでソファを見つけて寝ていたら怒られた。いや硬い座席じゃ寝られないよ。マットレスは別料金3000Rpで貸し出しらしい。なんか悔しいし汚そうなので借りなかったが。

 朝6時ゴロンタロウ着。←日本人の人名のような面白い地名だね

インドネシアルート

(つづく)


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