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あのたび -ロンボク島と甘い主食-

 バリ島の東隣のロンボク島に何があるかと言えば、何もない。わざわざバリからロンボクへ行く人も少ない。バリ島だけはインドネシアの中でも特別で何週間居ても飽きない様々な文化や自然に満ちている。

 バリ島南東のパダンバイからフェリーで4時間、15000Rp(≒210円)でロンボク島の港に到着。すしづめになるくらいぎゅうぎゅうのワゴンでチョクラットへ1時間。15000Rp。ここが町の中心地らしいので食料をたんまり買い込んでからアンペナンへ1500Rp。Zahir Hotelで1泊25000Rp。

 食料を買い込んだのは、ロンボク島北の小さい島に翌日行こうと考えていたからだ。おそらく島が小さいと商店はなく食事に困るであろうことをマレーシアで学んだ。その島Gili Meno周辺の海がキレイだと英語版ガイドブック・ロンリープラネットに書いてあった。

 散歩するとアンペナンの町並みは整っていてよい。島1つ移動するだけで植生が変わったのか細いヤシの木がたくさん見られるようになった。

 夜はペチェル(Pecel)とナシ ダガン(Dagang)+エステー(Es Teh)で5500Rp。あまりボクの口には合わなかった。

 ペチェルとは、茹でた菜っ葉などの野菜や豆腐にピーナッツソースをかけたもの。おかずにはしょっぱいものを求めているので甘いのがどうも受け入れられなかった。
 ナシダガンはココナッツ風味の魚カレー。マレーシアからインドネシアまで、ちょっとお菓子を買おうとするとほぼ全てココナッツ味なのだ。またかよといううんざり気分で飽きているところに、カレーもココナッツ味だという。これも少し甘いカレー。主食が甘いのはどうも合わない。
 エステーはアイスティだ。ここはストレートだったがモノによっては最初からガンガン甘かったりする。インドネシア人は甘党が多いのだろうか。

インドネシアルート

(つづく)


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