見出し画像

あのたび -インドネシアのムルタバ-

 前日腹をくだして下痢3回。日本は清潔&無菌天国すぎるので、海外ではちょっとした菌や水のせいで腹を壊す事が多い。

 朝4時半に起きてチェックアウト。なぜかエアロビのような曲がこんな時間からガンガン流れていた。宿代は前日夜に6泊分120000Rp(≒1700円)を支払い済み。

 Ojek(バイクタクシー)でターミナルセコイ?へ2000Rp。そこからグリタという船乗り場へベモ(乗り合いワゴン)で5000Rp。水を買おうとしたら5000Rpとふっかけられたので断念。スーパーでは2リットルで2000Rpほどだったので。

 無事6時過ぎにフェリーが来て乗り込む。船内で10000Rp支払ってカラバヒ(Kalabahi)へ出発。長い間足止めされていたティモール島をようやく脱出できた。といってもすぐ北のアロール島へ移動しただけだが。

 10時出発で約9時間後ようやく到着。あたりは真っ暗。空には満月。宿は25000Rp(≒350円)で比較的簡単にみつかり安心。出歩くと珍しく冷えたペットボトルの水があり3000Rp、ナシイカン3000Rp、ピサンゴレン1000Rpで腹を満たす。
 宿は珍しくベッドがきれいでやわらかい。いい夢たくさんみた気がする。

 目標はインドネシア北上なのだが、翌朝船会社ペルニの大型船AWUはすでに出港してしまっていた…。タイミング悪し。昨夜着いた時にそのまま乗り換えるべきだったのか。次の船は日曜日の14日らしい。また3日足止めか。この何もないカラバヒで。

 朝、ムルタバ2個1500Rp。安くて手頃。ムルタバとは甘いものとしょっぱいのもがあり、甘いのは日本の大判焼きみたいな風味のパンケーキ。しょっぱいのは日本のお好み焼きのように野菜とか肉とか一緒にフライパンで焼いたもの。わりとはずれは少なくどこでもそれなりの味で満足できる。

 昼はPasar(市場)で一軒ナシ(ごはん)を発見。1000Rpでボリューム大で豆付き魚も。港でオレンジジュース500Rp。

 これまで食事はレストラン風の店でだいたい8000Rpとかで食べていたのだけど、エンデで出会った旅慣れた方から市場に行くと安いと教わり、各町で市場を探すのが楽しみになった。
 それとインドネシアは米がうまい。日本とほぼ同じ米ではないかと思う。食のバリエーションは少なく飽きるが、好きなものが見つかり慣れたら暮らしやすい。ただ娯楽が少なく四季もないので楽しみはない。

インドネシアルート

(つづく)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?