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ちょっと深掘りペットの病気『慢性腎不全』②腎不全の原因

こんにちは!古賀です

ちょっと深掘りペットの病気第二回 慢性腎不全編 の 第二回は腎不全の原因について

腎臓の機能を障害する何かの原因って何ですか?というところですが… 

たくさんあります。(´;ω;`)

なんせ普通に生活していても腎機能は落ちてきます

・尿結石やそれによる尿道閉塞
・免疫の病気
・癌
・糖尿病
・甲状腺などのホルモン異常

などの病気が原因のこともあれば 

・極度の脱水
・腎臓に負担になる薬(利尿剤や消炎鎮痛剤)
・腎臓に良くないものを食べてしまう(ユリ科の植物など)

また、
・塩分の摂りすぎ
・麻酔

といった、腎臓の働かせ過ぎなどでじわじわと機能が落ちてくる場合もあります。

そして猫さんに関しては東大の研究チームの発表で話題になったAMIの働きも腎不全に関係が深いかもしれないというお話でしたね!解明が楽しみです!

その時の投稿はコチラ


腎不全が見つかるとき、その多くは年齢によって腎臓の機能が落ちてきているだけのことが多いですが、腎不全の発見の初期には 癌がないか、変なものを食べていないか、尿に問題はないかなどの検査をします。

原因が治療可能なモノであれば、その原因を治療してあげます。

それに加えどんな原因であれ、腎臓の機能が落ちたままであれば全身の循環や食欲など多くのことに影響がありますので、その機能をを補ってあげる治療を並行して行う事が多いです。

検査や治療に関してはまたの機会に詳しくお話いたしますね。

次回は どんな時に気づいてあげられるの?『腎不全の症状のお話』です


過去の記事はコチラ
2-1 腎臓の機能