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雑記

そんな感じ、そういう感想、それってどうなんだろう。そんな文脈をそう理解して見ている「文」が、何故か知らないが、確定としてとり扱われ、あたかも言い切っている前提で、それぞれの意見を、反論として述べているというものがあった。

私は、前提がちがうのだから、反論にも意見にもなっていないな、と感じるし、第三者、四者の私にしてみれば、どちらでも、どうでもよいことなのだが、感情を訴えるなら訴えるで、反論なら反論として書いていれば良いのに、そのどちらも伝わってこないのは、なんだか悲しい。単にそのもの、ことに対する己の感じる、思う、あるいは事実を述べればスマートでスムーズな気がする。


さて。
話は変わる。
シグマというレンズメーカーがある。
レンズと言って思いつくのは、眼鏡やコンタクトレンズが概ねではないだろうか。虫眼鏡、顕微鏡もそうかもしれない。
昨今では、スマートフォンもそうであろう。
レンズメーカーがどれだけあるのかは知らないが、カメラに着けるレンズで有名なメーカーの一つが、シグマだ。

カメラレンズで有名な日本のメーカーと言えば、日本光学工業であった現在のNikon、カメラメーカーで有名なのは、精機光学研究所であった現在のCanon。どちらも現在ではカメラのメーカーであり、そのカメラ用のレンズを作っているというイメージかもしれない。
私は、Canonは、プリンターのというイメージが大きいし、カメラはカメラでも業務用のビデオカメラのメーカーというイメージが強い。
どちらかというとカメラメーカーとして思いつくのは、富士フィルムだったり、ペンタックスだったり、ミノルタのほうが先に来る。ちなみに、一番最初に買ったカメラは、コニカだった。デジタルカメラは、富士フィルム。


ニコンのカメラはニコンの、キヤノンのカメラはキヤノンのレンズと当たり前に思っていたのだが、どうやら、それだけではない。というか、日本でカメラを最初に作ったのはキヤノンで、そのカメラのレンズは、ニコンだったという。そう思えば当然なのだろう。各カメラメーカーに合う同じようなレンズが存在しても不思議ではない。そういう分野で有名なカメラレンズメーカーが、シグマ、と理解しても、多分、差し支えないのではないだろうか。

ちなみに、シグマはカメラも作っていますが。

そのシグマから、最近新しいレンズが出ることになった、らしい。

焦点距離が28mmから45mmのズームレンズ。絞り開放時(最小)の数値が、1.8。最大は、16。
簡単すぎるぐらいの概要で申し訳ないが、そういうことだ。
とても明るい、世界初の35mmサイズセンサー用の標準域ズームレンズ。
出るべくして出たなというのが、私の感想。なぜなら、APS-Cセンサーサイズ用の18mmから35mmの、同じ明るさのズームレンズが同社から発売されていたからだ。(写る範囲は、35mmサイズセンサー用の概ね27mmから55mmのレンズぐらい) つまり、大体同じぐらいの画角、出てもおかしくないと思うのは、不自然ではないし、予想はできていたからなのだ。

ここからは、独り言を頭の中で言っている、もう一人の自分と会話する。

「やっぱり出た!凄い明るいズームレンズ!」
「でもさ、28-45mmって、微妙じゃない?」
「なんで?凄いじゃん、室内のライブ会場とか、夜の撮影とか、便利じゃん。広く撮れて、そこそこ寄れる、レンズ一本で出来るのは、効率いいし、シャッターチャンスを逃すのを防げるよ」
「確かに、それは言える。せめてさ、70mmぐらいまで寄れれば、すげー!ってなったかもだよ」
「それはそうだけど、今はさ、そんなレンズないわけで」
「なんで45mmだったんだろう、というか、がんばって50mmとか言うなら、なんとなく割り切れたりもするけど」
「その辺はよく分からないけど、単焦点レンズでも、50mmより40mmぐらいが使いやすいという意見や、実際40mm台のレンズが他社からも良く出ているところを見ると、トレンドというか、ニーズがあるんだろうよ」
「まぁ、50mm使っていて、ちょっと画角が狭いと感じることは多いかな。なんでだろう」
「なんでかは、なにか理由があるんだろうけど、そういう意味では、45mmでもあり、ということになったんだろうかな。単純に考えれば、28mm、35mm、50mmの単焦点レンズを一本でこなせますということだから、コストパフォーマンスも悪くないのかな。いや、そこまでの開きはないかも」
「明るいレンズと言えば、ボケ具合とか楽しみたいよね。そうなると、50~150mmぐらいの明るいズームレンズの方が、欲しいかな」
「28mmとか35mmだと、ボケ重視というよりは、解像感とか明るさ重視で使うよね。ISO感度が高感度化されている現行機だと、メリットが分かりずらいかもしれないね」
「もし、このレンズを使うとしたら、どんな場面かな」
「さっきも言ったけど、室内、夜、星とか、具体的に言うなら、ブライダルのような場面だと、便利かな。基本的には、標準ズームレンズとして使える範囲、場面が広がる。ただ、だいぶ大きいけど。そういう意味では、スナップでは、少し抵抗があるかもね」
「もしかすると、映像とかだと、使い勝手が良いのかな」
「うーん、わからない」
「そういう意味では、今までにないレンズ、という部分を補う役目では、あるか」
「オールマイティー、という部類ではなさそうだね。でもさ、標準画角が好きな人は、欲しいレンズになるだろうね。風景、人物あたりは、あって損がないレンズかな」
「凄いレンズなのは、そうなのかもしれない」
「そうだけど、メーカーにしてみればある程度売れないと意味ないし、使う側にしてみたら、値段相応以上に撮れなければ、不満も出るし。写真が上手な人は、35mm単焦点一本でカバーできるだろうし。どちらにしても、ズームレンズのメリットをどう活かせるか、少なくとも、これまでの標準ズームレンズのデメリットが緩和されるわけで」
「それに、現在ソニー用とライカ、シグマ用のレンズということだけど、売れるとなれば、キヤノン、ニコンのマーケットも狙えるかもしれないから、純正よりも痒いところに手が届くレンズ、でもかまわない、ある意味ニッチ商品になっても、ニーズがある程度あれば、成り立つわけか」
「そうかもしれないし、そうじゃないのかもしれないし。このレンズは、そこまでニッチでは、ないと思うよ。欲しいか欲しくないかで言ったら、欲しいもん」
「それを言ったら、全部欲しいけどね」
「確かに」
「どちらにしても、撮る人次第。レンズ、カメラで写真の写りは変わるけど、それをどう使うか、全て同じようには写らないわけだから、選択と技術、知識と知恵、だったりだから」
「まぁそうだけど、それだって全部持っていれば、大抵のことは解決できそうだけど・・・」
「それを言ったら、お終いだよ」
「どっちにしても、まずは、どんな写真を撮りたいか、なんだけど」


宮田紬 Shooting Sendai所属モデル


とまぁ、一人で脳内会話してみたというだけのこと。

新品において、悪いレンズというものは、まぁないわけで。
どんなレンズも、用途、目的に応じてのメリット、デメリットはあるけどだ。言い方を変えれば、どんなレンズでも、何かしらの制限はあるという言い方もあるかな。


なんだかんだ書いたが、現在使っているカメラは、ニコンのカメラ。
試行錯誤して、ようやく、何をどう撮りたいか、感じ始めている気がしてきた。なので、試したいことも、増えている。

それはそうと、本当に雑記、だった。









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