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蟹座 14度(13.00~13.99)

蟹座 14度のサビアンシンボル
「北東の大きな暗い空間に向いているとても年をとった男」
A very old man facing a vast dark space to the northeast.

12度で芽生えた自分の中の予感を育成していくことで、蟹座は(14度で)心理的な意味での根源的な深層意識の極点に達します。それが「北東」です。しかしシンボルが示すように、そこで待ち受けるは「暗い空間」という空虚である事をここで知る事になるのです。

蟹座は精神面での霊的直観により、人の個という枠を超えた呼吸によってとり込んだ成分を内部で成長させることで「予感」を生み出します。それが13度で静かに成長し、14度で極点に到達しますがしかし到達してみると、そこには何もない「無」である事を知るのです。

曼陀羅にしても、宇宙にしても、もっと抽象的に「明るい世界」にしてもそこに「豊かさ」があるように感じる(予感させる)為には、ある程度のソレとの距離が必要です。それと同一化した瞬間にソレとコレの違いが無くなり、そこには空虚が出現します。蟹座がこの深層意識的極点で達した「無」はそういった場所です。

つまり、ここまでの蟹座は内部に生まれた豊かさへの「期待感」や「予感」を信じて「もっと次は、もっと次は!きっと!」と突き詰めてきました。しかし「そこ」に到達すると、それまでの期待感や予感は消え「あっそう」の一言になるのです。それは例えば漫画「バガボンド」の中で最強の剣豪を目指した宮本武蔵が「あなたは天下無双です」と言われた瞬間に「終わった」と感じたものに近いのではないかと思います。

これがもし土属性の山羊座なら予感によって行動した「結果」が残ります(宮本武蔵なら「周囲の評価」や「技術」が残っています)。しかし純粋に蟹座に残るのは「心理面の結果だけ」なので、到達すると直前の高揚感も消え失せて「終わった」の一言になるのです。

しかしその極点を精神的に体験してるからこそ、ちょっとやそっとでは動じない精神性が身に着いています

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