乙女座　2度（1.00～1.99）

乙女座　2度のサビアンシンボル
「掲げられた大きな白い十字架」
A large white cross upraised.

乙女座1度では主観を捨てて、物事のはっきりとした輪郭を客観的な視点で理解しようとしました。しかし、主観を捨てるという事は、個人単体では目の前の出来事が「良い事」なのか「悪い事」なのかの判断がつかなくなる事を示しています。当然それでは困るので、乙女座2度では公共的な正しさなどを他から持ってきて、それと比較する事で目の前の出来事の輪郭を捕えるのです。

ここで言う公共的な正しさとは、例えば宗教や法律、科学、教育理念などのように、基準となるはっきりとした線引きがされているものです。それに照らし合わせる事で、善悪の判断や客観的な知性を得る事は出来ますが、しかし個人としての「気持ち」は封じ込められます。そして同時に自分の気持ち（主観）を「罪」と意識するようになるのです。

全てのサインの中で「鬱」になりやすいのは？と聞かれれば、私は乙女座を上げますが、その理由がこの2度に特に現れていると思います。すべてをちゃんと見ようとするあまり、自分の判断を信頼できなくなり、結果として他人のルールに振り回される傾向があるからです。

しかし当然、乙女座の性質が悪いわけでは無く、世界から見れば、曖昧なままだと崩れてしまう輪郭を乙女座が現実的な力で下支えしていると言えます。ですので、意味的に双子座の19度「大きな古典書物」にもありましたが、公共的な視点に影響を受ける事をあらかじめ理解して、出来るだけ流通している範囲の広い視点を採用した方が、乙女座のストレスは緩和されるでしょう。

誕生日なら8月24～25日
#レナードバーンスタイン（作曲家・指揮者）8/25
#ショーンコネリー（俳優）8/25
#コシノジュンコ（ファッションデザイナー）8/25
#ティムバートン（映画監督・演出家）8/25

#サビアン #西洋占星術 #占い師 #飯能 #絵 # #sabian #symbol #astrological #乙女座 #おとめ座 #virgo