ちょっとだけ違う僕に会いに行く

人はなまじ目が優位であるために

聞こえるものや薫るもの
さらには見えないけれど感じるものを

不確定といったり
「私には感じない」と無いものにしがち

でもだからって
たとえ目の前にボンと出しても
「こんなの嘘だ」っていう

どうもそもそも
見かたが分からないらしい

人はなまじ思考が優位であるために

ワケノワカラナイものや偶然性
さらにはあなたの体の不調を気のせいにしがち

でも
頭のいい（とその人が思っている）
誰かが考えたものなら信じるから
ほんと不思議生き物だ

とはいえ
僕も不思議な人間の一人なので
きっと何かしらに対して
見かたが分かってなくて
誰かしらの言葉をうのみにしてる

だから明日は目を閉じよう
そして世界から反射してくる
自分自身を感じてみよう

きっといつも
その微かな響きの中に僕がいて
あなたの声を聴いている