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蟹座 16度(15.00~15.99)

蟹座 16度のサビアンシンボル
「手書きの巻物を目の前にして広場の前にいる男」
A man before a square with a manuscript scroll before him.

蟹座は、12度から自分の心の中に生まれた確信を追ってきました。確信は極点まで到達し(14度)、それを具体的に表現する手段というか、物質的にその純粋な想いのエネルギーを表現した結果が15度の過食的な行動だったのですが、それでも満たされない「溝」を感じているのが16度です。

つまり16度では「自分の心の中に映る「何か」は、はっきりと分かる。けれどそれが現実的に何を示しているのかが、分からない。」という状態です。これは言い換えると「精神的な内的エネルギーな充実しているのに、それを社会的に表現する手段が、まだない。」という事で。占星術的な見方をすれば、蟹座のエネルギーを山羊座的な世界で冷やして形にする必要が出てきた事を示しています。

しかしこの時点では、山羊座の世界(つまり具体的な仕事など)で表現する前に、まずは箱庭や曼陀羅、シュタイナー的抽象画などで表現する段階で。蟹座の潤いきったイメージを形にするための設計図として、絵でなくてもいいのですが、しかし他人に「コレ」と示せる形で表現するのです。

これはほとんどん人にとっては、芸術ではありません。あくまで自分の心の中にある「出したくてしょうがない何か」を吐き出す作業ですので、他人の精神に何かしらの震えを生み出すようなものでは無いでしょう。しかし、吐き出す事で、何か自分の中に「ストン」と腑に落ちる感覚を得ます。つまりその瞬間にその人は、少しだけ外的世界と内的世界の連絡通路を作り出したという事です。

その連絡通路は使えば使うほど太くなります。ですので、作品などを作るほどに心の中が整理されていきます。そして存分に吐き出した頃には、世界は自分の心の投影なのだと実感できるでしょう。そんな人です。

誕生日なら7月7~8日
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