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蟹座 6度(5.00~5.99)

蟹座 6度のサビアンシンボル
「巣を作る猟鳥」
Game birds feathering their nests.

5度で個人の意識(エゴ)が木っ端みじんに砕かれたことで、6度から蟹座としての共同体精神の育成が始まります。つまり5度までは蟹座に入りながらも、双子座としての精神をギリギリ保っていた状態だったのですが、5度の列車によって個人ではどうしようもない集団意識を本格的に学び始めるのです。

双子座的な個人主義は「アレ」と「コレ」を分ける「意識」から発生したものでした。それが不能になったため集団意識のとっかかりは「本能」に訴えかける事から始まります。ここで言う「本能」は暴力的なものでは無く、民族や家族にある「育成の本能」で、それは共存するための「母性」やレヴィーストロースの言う「トーテミズム」(人間の集団がある特定の動植物などをシンボルとして中心すえて、つながる事)のような集団に発生する精神的なつながりを守ろうとする「本能」です。

つまり自分と親族的なつながりがあろうと無かろうと、その集団を守る為に自分を犠牲にしてもいいと考える精神的な本能なので。愛する人達と安心して生活できる拠点を作る為に、自らが汗水たらして働くという「母性」が”この時点では”もっとも適当なものになるでしょう。

「この時点では」と水を濁したのは、同じ水属性でも魚座の7度「岩の上に横たわっている十字架」まで行くと映画「カンタ・ティモール」の中で東ティモールの青年が国を軍事的に包囲するインドネシア軍に対して「今私を殺しても、死んでいったこれまでの、そしてこれからのティモールの仲間達がインドネシア軍を・・・」といった民族的な呪いの言葉が表しているものや、キリスト教の殉教なども入ってくるため、蟹座の時点では水属性の「本能」は確かに暴力的ではありませんが、行き過ぎると精神的なつながりのためなら自らがどうなっても構わない、という恐ろしい精神性のとっかかりであることは確かです。水属性(蟹座、蠍座、魚座)は唯一集団性から始まる星座(サイン)ですので、そもそも個人を超えたところがあります。

誕生日なら6月27~28日
#佐野洋子(絵本作家)6/28
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