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乳幼児のための絵本紹介の会「ぷっか」参加レポート

図書館イベントを初体験

こんにちは。池田市の子育て情報を子供達と一緒に配信する”いけだんし”です。

今回は、いけ三郎(0歳6ヶ月)を連れて、池田市立図書館が主催する『乳幼児のための絵本紹介の会「ぷっか」』に参加してきました。
場所は池田駅前のサンシティ3階にある池田市立図書館の多目的室。

これまで、図書館のイベントには参加したことがなく、初体験となります。
図書館では、毎月多数のイベントを企画されているようで、この2月だけでも9件のイベントが開催されています。

生後6ヶ月の子供との参加ということで「ちゃんと参加できるかな」、「途中で泣いちゃって迷惑にならないかな」、「意味のある参加になるのかな」と不安に思いながらの参加となりました。

その日は雨が降りそうな天気でして、おんぶしながら自転車で現地まで行かなければならないという境遇の自分にとっては早くも憂鬱な展開。しかも、出発前にいけ三郎は爆睡。
「雨が降りそうな中連れて行くのに、現地で寝たりしたらへこむな〜」とげんなりしながらも、「思い通りにいかないのが育児だよね!」と自分を納得させて連れて行きました。

現地についてみると、スタッフの方があたたかく迎えてくれ、いけ三郎もおんぶ紐から降ろした時点で起きてくれました。
いけ三郎は「ここはどこだ?」という感じであたりを見回しつつも、おとなしくしく抱きかかえられていました。

会が始まって

主催の「おはなしボランティアぷくぷく」の方が、乳幼児の絵本に関していろんなことを話してくださいました。
3人目の子供ですが、改めて乳幼児の絵本に関する知見を聞き、とてもためになりました。

また、おはなしボランティアの方の話し方がとても素敵で、その方がお話を始めると、いけ三郎もジーっと絵本の方を集中して見ていました。
穏やかな、注意を惹きつけるような読み方で、こういった読み方をマスターしたいなと思いました。

乳幼児の読み聞かせについて

この会に参加して、乳幼児の読み聞かせについて、とても良い知見を得ることができました。印象に残ったことを紹介させていただきます。

「言葉の分からない乳幼児に、絵本を読み聞かせて意味があるの?」

●雰囲気は伝わっている
乳幼児は本の内容が分からなくても、お母さん・お父さんが読んでいる雰囲気は分かる。
だから、お母さん・お父さんが好きな本を読むのが大切。
好きな本なら「好き」という雰囲気が伝わり、赤ちゃんも楽しい。

●リズムが好き
乳幼児は言葉が分かってなくても、言葉のリズム感・繰り返しが楽しい。

また、擬音だけ、語感だけ(意味のない言葉)の絵本もあるのでそんな本も人気。


「読み手によって印象が変わる」

●お母さん・お父さんがどちらも読んであげる
お母さんが読むのと、お父さんが読むのとでは、声のトーンの違いで同じ絵本でも印象が違うので、どちらか一方だけでなく、両方が読んであげると良い。
実際に、2人の方(どちらも女性でしたが)に同じ絵本を読んでもらいましたが、声や話し方が変わると印象が変わることにびっくりしました。


「本はどうやって選べばいい?」

●お母さん・お父さんが好きな本を選ぶ
先ほどにもあったように、お母さん・お父さんが好きな本を読んであげると、「好き」という気持ちが伝わるので、そういった本を読めばいい。

●重版されている本はそれだけみんなが読んできた本
絵本の中には自分が子供の頃に読んでもらった本がいまだに読まれている。下記リンクの「いないいないばあ」は初版が1967年ということで、50年以上読み継がれている本。こういった本はハズレない。

●図書館で借りる場合は、多少汚い本がおすすめ
図書館の本では修理されていたり、ボロボロになっている本は人気のある証なのでおすすめ。

●月刊絵本「こどものとも0.1.2(福音館書店)」のハードカバー品
月刊誌で人気のあった本をハードカバーとして発売しているそうなので、ハードカバー作品はおもしろいものが多い。


図書館で絵本を借りるのはオススメ!

絵本は「この本いいな」と思って買ってみたものの、いざ読んでみると子供の反応がイマイチだったということがしばしばあり、単価も安くはないので、絵本選びに失敗した時はかなりへこんでしまいます。
そんな失敗をしないためにも、まずは図書館で借りて読み聞かせてみてはいかがでしょうか。我が家では図書館で借りてウケが良かったものを書店で買うようにしています。
子供が気にいる本にはなかなか巡りあわず、「この本買わないでよかった〜」と思うことが頻発です。

また、図書館に行ったとしても、大量にある絵本の中から選ぶこと自体も難しく、今回のようにどんな本を選べばよいかや、おすすめの本を紹介してもらえると非常にありがたいですね。
図書館には予約システムもありますので、図書館に行ってその場で選ぶだけでなく、評判の絵本を事前に予約して借りてみるのもおすすめです。

個人的にオススメの本

最後に、我が家で現在よく読まれている本を紹介します。
長男は小1ですので、絵本という感じではありませんが、参考まで載せさせてもらいます。

いけ長男(小1)推薦

●最強王図鑑シリーズ
シリーズ累計270万部を突破した人気シミュレーションバトル図鑑。「動物界や恐竜界など、各種属の猛者たちをトーナメント方式で戦わせ、最強を決めてしまおう」というコンセプトで作られたこのシリーズに長男はどハマり。
いつの時代も男子は最強という言葉に弱いですよね(笑)

●頭のいい子を育てるおはなし366〜1日1話3分で読める〜
毎日1ページ1話の物語が書かれているこの本、幼稚園時代に購入したものの、文字中心のこの本に幼稚園児の長男は理解が追いつかず、読み聞かせるも全く聞いてもらえませんでした。
しかし、小1になってからは理解力も上がり、今では毎晩の話を楽しみにしてくれるようになりました。もう少ししたら自分で読んでもらおうと思っています。
物語のジャンルも豊富なので、いろんなものに興味を持ってもらえるかなと期待しています。

いけ次男(3歳)推薦

●ダダダダ ダディマン
ダディマンというヒーローが好きな少年。でも実は、ダディマンの正体は少年のお父さんかも?というお話です。
話は3歳児でも十分わかる内容で、何度も何度も読んでと持ってきてくれます。
心なしかパパの株も上がったような気も(笑)

●おいらひょっとこ
「こんなかおできる?」と変顔を、「こんなことできる?」と変なポーズを強要され、気づけば家族みんなで変顔大会が始まっています(笑)家族で盛り上がれる楽しい絵本です。

●バナナじけん
この会に参加した帰りに、図書館で借りてきた本。久々の大ヒットでした。
リズム感が楽しく、いけ次男だけでなく、いけ長男もお気に入りで、図書館から借りてきてからは毎日読んでいます。


おわりに

以上、今回は初めての図書館イベントに参加してきました。
子供が言葉が分かるようになってからは絵本をよく読み聞かせいるのですが、乳幼児期はどうせ言葉が分からないからという思いが強く、気が向いた時に読む程度でした。
しかし、今回のお話を聞き、乳幼児期の読み聞かせについて知見をいただけたことで、乳幼児期でも積極的に読み聞かせをしようと思えるようになりました。

他の図書館イベントにも行ってみたいなと思いましたので、今後も行った際にはレポートしたいと思います。

これからも皆さんのお役に立つ情報を配信していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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