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【カレーは読み物-1】wabisabi~侘寂~

どうも、麻呂兄ちゃんです。

また、性懲りもなく、シリーズを作っていく物好き。
どうせ、長くは続かないことを本人が一番よく知っている。
一方で、負けず嫌いな麻呂兄ちゃんは、この記事のこの文言をモチベーションに敵意、反抗心を燃やして書き続けていく魂胆である。

さて、No+eを見ると、大変読書好きな方が多いプラットホームだと見受けられます。
僕もまだ始めて3週間ですが、色んな人の記事を読んでいるのが楽しくてしょうがないですね。

単純に文章構成の上手い下手じゃなくて、この人のこの感性素敵だな~とか、なるほど、こういうところに気づきを覚えるのか!とか。
自分とは、違う価値観を持っているのを手軽に気軽に感じられるのが楽しいですね。

とは言っても、僕が読書を始めたのは今年から。
理由は、3つ。

  • 仕事を辞めて「ぷ~太郎」になって、時間ができたから

  • 予防医学に興味があるけど、ネットの情報は参考文献が少なすぎて、信ぴょう性に欠けるから

  • 暇つぶし

結果としてだけど、読書はめちゃめちゃ楽しい。
気付けば、今年で100冊は超えてしまった。

ただ、わたくし、麻呂兄ちゃんは、大層頭が悪ういらっしゃるものでして、全然覚えられない。

そこで、【カレーは読み物】というタイトルにした。

カレーは、色んなスパイスが含まれていて、とにかく美味しい。終わった後の満足感がすごい。

単純にその幸福感を読書でも感じている。
沢山のスパイスを混ぜてできているカレーのように、たくさんの知識の結晶で本はできている。

だけど、1つ1つは正確に理解できないから、あくまでイメージで覚えて、「楽しかった。」「面白かった。」があれば、十分。
満足感と幸福感を感じるために読む、って位置づけ。

読書家の方には怒られそうだけども。

ちなみに、このシリーズのナンバリング後のタイトルは、僕が本を読んで思ったタイトル名です。イメージで勝手につけてます。
それも合わせて、今後お楽しみいただければと思います。

ではでは、長くなってしまったから、そろそろ本題へ・・・。
今回紹介したい本は、こちら。


【感動のメカニズム】

前野隆司様という方の著書。

大変申し訳ございませんが、ジャンルを不特定多数に読み漁るため、存じ上げていないので、ウィキペディアから拝借。

前野 隆司(まえの たかし、1962年 - )は、日本の学者。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授兼慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長。2024年4月より武蔵野大学ウェルビーイング学部長兼任予定。幸福学、イノベーション教育、システムデザイン・マネジメント学などの研究に従事。出身は山口県[1]

出展:wikipedia

めちゃめちゃすごい経歴の方だった!!

しかも、僕、ヨガ、瞑想、筋トレ、家事、などなど自分のライフスタイルの向上にフルコミットしていて、2024年の武蔵野大学に日本初のウェルビーイング学部ができると知って、すげえ~!と思っていたら、まさかの学部長されるなんて、なんたる偶然。

とまあ、そんな僕の感動話はどうでもいいわけですよね。

本の中身へ入る前に、なんで僕がこの本を紹介しようと思ったか。
それは、先日にょびたさんと言う方のノートを偶然読んだからですね。

僕の文章に飽きてきたころだと思うので、お先に是非読んでください。


にょびたさんの記事

素敵な記事ですよね、僕とは違って。

偶然なんだけど、この中に出てくるダニエル・カーネマンのピークエンドがこの本でも出てきたんですよね。

むむ!?なんか聞き覚えのある言葉!!!ってなってしまったわけです。


感動の与え方、【STAR】

さて、中身になりますが、人へ感動を与えるのは、大きく分けて、4パターン

  • 【S】Senseの略、五感で感じて感動

  • 【T】Thinkの略、頭で考えて「知見の拡大」に感動

  • 【A】 Actの略、動きや変化による「体験の拡大」への感動

  • 【R】Relateの略、人や物へのつながりに基づく「関係性の拡大」への感動

この4つの頭文字を合わせて作った造語が【STAR】となります。
基本的に人が感動を覚えるのは、この4パターンとのことです。

具体的には、以下の通り。

Sense

五感で感じる。
例えば、料理を美味しく感じたり、美しい風景を見たり、好きなアーティストのライブを聴いたり、五感で何かを感じた時に得る感動。

Think

知見の拡大。
新しく何かを知ったり、過去の失敗に対する克服などで感動。
僕が好きな謎解きや脱出ゲームでの感動は、これに含まれるんだなと。

Act

体験の拡大。
難しいプロジェクトを成し遂げたこと、野生のイルカに遭遇できたと、マラソンで自己ベストを更新したことなどで行動や体験から得た感動。

Relate

関係性の拡大。
赤ちゃんを授かったり、母のやさしさだったり、尊敬する人から認められたり、過去の経験が役立ったことだったり、応援してくれた友人への感謝などからの感動。

これをどう使っていくかは、ちょっと長くなるから、気になったら読んでみてください。



日本古来の感性:侘・寂~wabisabi~

この本の中で、一瞬しか出てこなかったけど、とても印象に残っている言葉がある。
それが、【侘寂《わびさび》】。

侘寂ってたまに聞くけど、語呂がいいからなんとなく気持ちのいい言葉だなって認識しかしていなかったらとてもいい言葉なんだね。
馬鹿すぎてお恥ずかしい限りだけれども・・・。

簡単に言うと、順序は逆になるけど、
寂:シンプルさや年季の入ったもの、何もない大自然や古民家など、レトロなノスタルジックさに近いのかな。
侘:それらに対して、なんか安らぎや安心感、美しさを感じること。

この1年自分の生活にフォーカスしすぎたから余計にこの侘び寂を強く感じる。
屋上でヨガをして、風を感じる。
瞑想して自分と向き合う。
そんなシンプルなことだったり、旅行して、何もない山の中の民宿で、焚き火をしながら自然を感じたり、そういうのが本当に大事だなって思ってしまってたとこに、この侘寂と言う言葉がとても響いた。

この感覚は【T】の知見の拡大になるよね。

そして、侘寂は、五感で感じることだから【S】の感覚。

これらの感性を高めていって、始めて、【Act】や【Relate】で相手に伝えていくことができる。

この本を読んで、僕の中で気づいたことがある。
僕は、Relateの感性がとても低い。
大抵のことでは感動しないけど、五感で感じるものには、とても感動する。

その発見に納得して、これまた、【T】の感動を覚えた。

そんなこんなで、まとめ方はわからないけど、人に感動を与えるなら、まず、自分とちゃんと向き合うことが大切なんだと思う。

ちなみに、自分の感動を説明するときは、感動体験ではなくて、転機つまり感動までの過程の説明をした方がよかったり、感動しやすい人は、社交的で情緒不安定な人だったり、端折ったけど分かり易く面白い内容が多かったので、気になれば、是非読んでみてください!


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