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湯俣温泉その2

吊り橋を渡ると晴嵐荘だ。

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晴嵐荘に着いた。晴嵐荘は高瀬川の上流、湯俣川と水俣川の合流点にある山小屋だ。標高は1534メートル。

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ところが、晴嵐荘では朝の内湯の清掃中だった。お兄さんに「少し先の『露天風呂』に入ってきてはどうか」と勧められる。もちろんだ。ここからさらに奥へ向かって噴湯丘の少し手前、歩いて10分くらいのところにあるという。行ってみよう。

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落ちたら大変。

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多分こんなことになると思って、ブロンプトンは晴嵐荘に置いてきた。私は最近、かなり賢こくなってきた。

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ようやく河原の露天風呂にたどり着いた。先客が居て、野天風呂を楽しみながら暫し歓談する。

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小一時間が過ぎた。温泉通に評価の高い晴嵐荘の内湯も是非試さねばならない。清掃も終わってそろそろ塩梅も良かろう。晴嵐荘に戻ることにする。

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お兄さんに料金を払うと「一番風呂ですよ」。それは嬉しい。そして、評判の内湯だ。

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これはまた、上等な湯ではないか。鮮度は川原の湯に引けをとらない。泉質は単純硫化水素泉、泉温は42度ほどで心臓弁膜症や関節、筋肉の慢性リューマチに効能があるという。

窓から空を見上げると。

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山がこちらを覗きこんでいた。