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住まいについての私見

高校時代からバツイチ、片麻痺発症以降と、オレは長らくひとり暮らしの経験があります。しかも家賃の高い東京23区内で。

そこで会得した思いを今日は少し披歴いたします。

たとえば、あなたが生活に占める仕事の比重が高く、自宅をそのための休息の場所と割り切るタイプならば、人一人あたりの居住スペースは20平米あればそれなりに暮らせます。

しかし、そこで自宅で過ごす時間もそれなりに大事に快適に過ごしたいと望むならば、最低でも25平米は欲しいところ。

これがカップルとなると、その二人の関係性によって少し変わってきます。

四六時中顔を突き合わせていても何の問題もないというほどに仲よしなら、40平米あれば充分に暮らせますが、どちらかが、もしくは双方とも、たまには自分一人の時間も大切にしたいというタイプなら、間取り次第の部分もあるとはいえ、簡単に計算しても総床面積は50平米以上は必要と考えた方がいいというのがオレの経験則から導き出した答えですね。

ちなみに、オレがいま住んでいる平屋賃貸物件の床面積は45平米に少し足りないくらい。

以前から書いているように、ただ暮らすだけならば取り立てて問題ありません。

唯一、難点と感じるのはメインで生活する床面と浴室の床の段差が20センチ近くあるところ。これでは、多少リハビリで身体機能面での改善が見えても、入浴時の転倒リスクを考えると、この浴室環境のまま介助無しで自力シャワーができるところまで持っていける可能性は、オレのような介護の素人でさえも一朝一夕にはほぼほぼ無理であろうと思います。

一方、一般的なマンションタイプの浴室なら、適切な環境整備さえ整えることができれば、もちろん一定期間の見守りなどは不可欠でしょうけど、将来的に自力シャワー浴へと移行することも決して単なるオレ個人の願望レベルで終わることもないだろうと。コレも過去のマンション居住経験からの判断と予測もありつつですが。

もちろん、このアプローチに関しても、実現に向けてはリハビリの進捗を睨みつつ介護関係者と相談しながら焦らず少しずつになることはわかっていますよ。

それでも一般的なマンションタイプの浴室環境は、バリアフリーの観点から見ても旧来の木造日本家屋のものとは大きく異なります。

このことも、今回オレがいきなりの中古物件購入という暴挙に至った大きな動機の1つです。

つまり、片麻痺障害者が自力でできる生活動作を増やすための土台となる環境設定の問題と自分では今回のことを捉えています。

さて、平米数の話に戻すと、転居先はいま住んでいるところより、約10平米ほど広くなります。室内は自走式車椅子での動線も確保できるよう家具の配置も考えるつもりです。

昨日書いたリモート環境に関しては、各種端末などの予算も必要なので、これも時間的にはあまり焦らず従来の求職活動と並行してコツコツとやります。

そこで、まず年内は生活環境面を重点的に整えます。転居に伴う臨時出費を払い終え、毎月のキャッシュフローが固定され安定するのにも数ヶ月かかるだろうしね。

http://news-sv.aij.or.jp/shien/s2/mansion/sec3-2.html


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