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車椅子 携帯カバン事情

片麻痺者となってから、日常的に持ち歩くカバンは常に悩みのタネ。

なぜなら基本的に、上着ジャケットやパンツのポケットは使えないから。少なくとも動く側の手で出し入れができる場所以外は。

そうなると大きすぎないがそこそこ収納力のあるカバンを常時携帯することになりますが、そこでも片麻痺車椅子ユーザーには制約があります。まず背負うタイプのデイバッグは使えない。

オレの電動車椅子本体にはデイバッグを引っ掛けることのできるフックなどの仕様があるので、入浴介助付きの通所リハビリに通うときの着替えやタオルはデイバッグに入れて通っていますが、これは日常とは別の部活バッグみたいな使い方ですね。

それでこれまで、小さめのショルダーバッグの斜めがけから始まり、たすき掛け式のボディバッグへとオレのカバンも変遷してきたのですが、今回少し思うところあって、ハーネス式のチェストバッグを採用して、使いやすいアイテムを現在試行錯誤しながら暗中摸索中です。

これまでの経験で言うと片麻痺者は、斜めがけにしろ、たすき掛けにしろ、シンプルな肩がけにしろ、身体に掛けるベルトが一本だと、立ち座りの際にうまく捌かないと、下に落ちてしまう。半身麻痺してるし、そもそも撫で肩だし。

このストレス、意外とイライラします。車椅子の移動時にも安定していて、なおかつ動く方の手で取り出しやすいファスナーやポケットのポジションにカバンがあるよう常に気にかけていなきゃ、次の行動の段取りも取れない。

ただでさえ、保険証、マイナカード、各クリニックの診察券、障害者手帳、介護サービス受給者証、クレジットカード、お薬手帳などなど、障害者は持ち歩く書類やカードも多いし、まだまだ三文判やらシャチハタを求められることもある。

今でもデジタル証明書は可能な限り、スマホに入れていますが、地方では窓口が未対応なこともまだ多く、再訪の面倒を避けるためには、常にすべてを持ち歩くしかありません。

そのためのバッグなのですが、オレは通販で入手するしかないので、それが使えるかどうかは実際にモノが来てみてからの出たとこ勝負。

まあ、革製とかオレはバッグの材質にこだわるわけではないので意外と安い物ですけど、それでも今回も入れてあと何回かはいろいろ取り寄せてはお試ししてみて、片麻痺用の外出時マストアイテムを探してみますね。その際はまたご紹介できたらと考えていますので、どうぞよろしく!

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