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「ナンバー2」じゃ本当に駄目ですか?ナンバーワンじゃなくオンリーワンを目指す!!

ミラハタのまっすんです。

「「ナンバー2」じゃ本当に駄目ですか?ナンバーワンじゃなくオンリーワンを目指す!!」について♫

( ※「ミラハタ」とは、未来に伝えたい働き方を発信するプロジェクトの略。兵庫県で、会員制レンタルオフィス・コワーキングスペースを運営する中で出会った「起業家・フリーランス・独立事業者の新しい働き方」や、「ビジネス全般に関する」情報を発信していきます。)

■ ナンバー2の悲哀

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あるセミナーに参加したときのことです。
インストラクターさんが参加者に対してこのように質問しました。

「日本で1番高い山は富士山ですが、2番目に高い山は何でしょう?」

3人の参加者がいたのですが、
知っていた人は私を含め3人しかいませんでした。

そして、インストラクターさんはこのように続けたのです。

「2番目になると、知っている人は圧倒的に少なくなってしまう。だからナンバー1にならなくてはならないのです!」

この方のいう通りナンバー1はみんな知っています。また、ナンバー2になると知っている方が減ることも理解できます。確かに2番目に高い山を知っている方は3人しかいませんでした。

しかし、私はこのインストラクターさんの理論に若干の違和感を持ったのです。


「本当にナンバー2ではいけないのだろうか?」
と疑問に思えたのです。


先ほどの2番目に高い山の答えですが、山梨県にある北岳です。私の友達で山登りが好きな人がいました。

彼は話すたびに「登山をするのなら北岳だ」と何度も私にいっていたのです。私が登山に興味がないにもかかわらず……。

ですから、2番目に高い山が北岳だとよく知っていたということもあります。

これは例外なのでしょうか?

それでは2番目に広い湖は何湖でしょうか?

1番広い湖はもちろん琵琶湖です。
2番目は関東にある茨城県の霞ヶ浦です。

昔、釣りをしていたときにいったのでよく知っています。ブラックバスなどのルアー釣りをする人はまず知っていると思います。

では、日本で1番長い川は何川でしょうか?
1番長い川は新潟県を中心に流れている信濃川です。2番目は関東平野を流れている利根川です。


私の結論ですが、何に関しても2番目まではある程度は知られているのではと考えます。
3番手になるととたんにわからなくなってしまいますが。

ですからナンバー2までは自分や商品のアピールポイントとして使っていいのではないかと思っています。


■ ナンバー1より活躍しているナンバー2

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たとえばコンサルの方でも○○の実績ナンバー2と名のっている方がいらっしゃいます。


同じ業界でナンバー1の実績を上げた方もいらっしゃるのですが、ナンバー1の方よりもはるかに活躍しているのです。

またナンバー1よりナンバー2の方がリアルな感じがします。ですからかえっていい結果になるのかもしれません。

最近はチラシやCMで盛んに○○ナンバー1とアピールしています。

「○○加入者ナンバー1」
『満足度ダントツナンバー1」
『○○読者の感想ナンバー1」
などなど。

中には何が基準かよくわからないものもあります。
「かなり無理しているなぁ」と思う無理やりな内容のナンバー1もみうけられます。

確かに自分の中のナンバー1をみつけることも重要なことです。ただ、みつからないときはナンバー2でも逆にいい場合もあるということを頭の片隅に置いておいておくのも大事だと思います。

リアル感を出し

「〇〇業界の実績ナンバー2」
『こちらは○年度人気ナンバー2の商品です」
『営業所実績ナンバー2 スタッフ』
『新人契約数ナンバー2 営業スタッフ』
『お客様指名数ナンバー2 設計スタッフ』

などなど。


いかがでしょうか?


■ ナンバーワンをうたわなくてもモノは売れる

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「○○ナンバー2」と表記してリアル感を出してみてください。きっとお客様の反応はよくなるはずです。

昨今、よく商品の機能性が一番だとPRする日本の家電系メーカーの売り方は下手だと諸外国から言われることがありますが、某ダ○ソンという掃除機は、テレビCMなどで「吸引力が強い」という切り口で大ヒット商品になりました。「一番・ナンバーワン」とはうたっていませんが、おしゃれなデザインなどで消費者に「すごそう!」とイメージさせるわけですね。実際、日本の掃除機の方がよっぽど吸引力が強い機種もあるという事実。

ナンバーワンをうたわない、
オンリーワンな売り方を考えてみませんか?


【 まとめ 】

営業系やマーケティング系のビジネスセミナーに参加された事のある方は、この例え話をどこかで聞かれた人もいるかと思います。
効率や性能を唄う商品・サービス作りや、物質的な発展を目指す時代は、終わろうとしています。
世の中グローバル化によって、個人でも活躍出来る時代がやってきました。より独自性を出して、ナンバーワンよりオンリーワンを目指すそんな時代が来たのではないでしょうか?

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