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バイクに乗る理由

どうも!ライター志望の30代会社員、ケニーです。

前回記事に書いたとおり好きなものを書いていこうとしたとき、1番に浮かんだものはバイクでした。

HONDA GB250 CLUBMAN

今回は僕がバイクに乗る理由、乗っているバイクについてお話したいと思います。

キッカケはコロナ禍

かつて乗っていた父や周りの友人の影響もあり10代の頃からバイクへの憧れはあったのですが、他の趣味に集中していたこともあり、憧れでとどまっていました。

超がつくほど車社会な街で育ったので、18歳になるのを機に車の免許を取得、ひとまず日常の足として50ccのスーパーカブを購入しました。
これが人生初の二輪購入でしたね。
原付なので出せるスピードやパワーの限界はありましたが、エンジンの力で進んでいく乗り物はそれはそれは楽しい乗り物でした。

しかし車を手にいれると便利さからそちらばかり乗るようになってしまい、ほとんど乗ることは無くなってしまったのでした。

それからしばらく月日は流れて2020年、コロナ禍となり、たくさんの趣味や楽しみが奪われました。

暇を持て余していた時に会社の先輩から「そういやカブ持ってたよな?イジって遊ばないか?」と。
「いいっすね!やりましょう」と即答し、早速取り掛かることに。
放置しすぎで不動になっていたので手押しで先輩の家(うちから5km)まで搬入。
そんなこんなで修理から始まり、パーツ交換、自家塗装を経て(ほとんどやってもらった)久々に乗車。


スクランブラー風カスタム(免許取得後にボアアップも施工)

今でも覚えていますがそれはそれはめっちゃ楽しかったです。
色々なことを我慢せざるを得ない時期で抑圧されていものを走ることにより吹き飛ばせた気がしました。
この時からやっぱバイクの免許欲しいな、でっかいバイク乗ってもっと遠くに行きたいなと思うようになりました。

そんな中、現金10万円一律給付の知らせが。
教習代になるじゃないかと。ボーナスじゃないかと。即教習を申し込み、無事にバイクの免許を取ることができました。
余談ですが申し込みの直後ぐらいに車のガラスが割れ10万円飛んで行きました。
それも今となってはいい思い出です。いや、いいのか?

バイク選び

教習に通いながらもどんなバイクに乗るかはかなり悩んでいました。
アメリカンへの憧れはあるけど、それはいつか大型を取ってからの楽しみにとっておいて、中型ではカフェレーサーに乗りたいなと考えていました。

車検の煩わしさは車で経験済みだったので、車検のない250ccのバイクにしようとは決めてて、ずっと昔からKawasakiの250TRが気になっていましたが、好みのスタイルにしようと思うと費用がかなり嵩みそうだったこともあり、純正で楽しめそうなモデル探しへとシフトチェンジしていきました。

先輩に相談したところ、クラブマンがいいんじゃない?と
ほう、クラブマン。調べてみるとどうも純正でカフェレーサーの匂いがプンプン。
値段もそう高くない、これダーッとなり某バロンへと駆け込み、ソッコーで取り寄せてもらいました。

しばらくして最寄りの店舗へと届いたと連絡ありお店へ。
ご対面は些か緊張しましたがめちゃくちゃにテンションが上がりました。
特に問題もなさそうだったので即決し、残りの教習に勤しみ、無事に免許をゲット。


納車日に嬉しくなって撮った写真

晴れてバイクライフが始まりました。
普段の足としては使わず、趣味として休日に乗っています。
今になっても事故にビビりながら乗っていますが、それでも休みの都度乗りたくなってるのはきっと相当好きだからだなんだなと思ってます。
運転というか二輪をコントロールする感覚であったり、車とは違ったスピード感であるとか、その辺りが楽しいから好きだと思っていたのですが、とある映画のバイクに乗る登場人物が言っていたセリフにハッとしました。

「バイクは孤独を楽しめる。だから好きだ。」

それやん……わしのバイク好きな理由の根っこの部分……!

そうなんです、友達が少ないのです。

それはさておき、一人でも楽しめる、自分だけの世界に入り込めるのが素敵なポイントであると思っています。
僕は結構運転に集中するので、運転している間は嫌なことも全部忘れられてます。
強制的に憂いごとを考えない環境を作れるって感じでしょうか。ある意味サウナに似ているかもしれません。知らんけど。


秋の砥峰高原にて

僕の場合のバイクに乗る理由を色々考えてみました。乗る理由や楽しみ方はほんと人それぞれですが、理屈抜きに楽しい乗り物、趣味だと思います。
一人で走ることがほとんどですが、人と走るのも好きです。好きなものを共有できるのって素敵ですよね。
もっと世の中にライダーが増えたらいいのになあって思っています。色んな人のバイクに乗る理由も聞いてみたいなあ。

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