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睡眠の質を上げるには

こんにちは、ブリタニーです。

今回はアーユルヴェーダと睡眠の話を少し。
アーユルヴェーダとは南インド発祥の世界三大伝統医学の一つで、心と身体を健康にすることを目的とした世界最古の予防医学だそうです。アーユルヴェーダでは体質や物事を、ヴァータ(風)、ピッタ(火)、カパ(水)の3タイプに分けて考えています。

以前、アーユルヴェーダのクラスに参加したときに、教わったことを試して一番効果が出たのが、睡眠の質でした。眠りが浅くて寝付きも悪く、寝てるのに疲れが取れない状態が、かなり改善。
それは三点マッサージをするようになってからでした。

三点マッサージとは?
ひざ下~足の裏、頭、耳の三点を太白ゴマ油でマッサージする。
マッサージしてから10~15分後に普段どおり入浴するだけ!

用意するもの
①太白ゴマ油 (スーパーで売っている食用でOK) 
②エッセンシャルオイル
濃度1%で混ぜたらマッサージオイルの完成です。作り置きする場合は、太白ゴマ油50mlにエッセンシャルオイル10滴が目安。
エッセンシャルオイルは好きなもので大丈夫です。いくつかブレンドしても◎。神経を落ち着かせる効果のあるウッド系(サンダルウッド、シダーウッドなど)もオススメ。初めてエッセンシャルオイルを買うなら、ラベンダーも良いかも。リラックスできる香りなのでお風呂の前にもぴったりだし、火傷や切り傷、ニキビにも直接塗って炎症を抑えることができます。

マッサージ方法
テクニックは必要なくて、オイル少量を手に取って肌に伸ばし、気持ちがいいと思ったところを優しく押すだけで大丈夫です。1回のマッサージに使うオイルの量は三点あわせて10ml~15ml(大さじ1以下)程度。保湿が目的ではないので、手にオイルが残っていれば効果が得られるそうです。マッサージは念入りにする必要はなくて、全部で3~5分くらい。
ひざ下~足の裏
アーユルヴェーダでは毛穴が向いている方向にマッサージをするので、ひざ下からくるぶし、足先、足の裏に向かってマッサージ。足のむくみやだるさも軽減されます。足の裏にはツボがたくさんあるので、時間のないときは足裏だけでも。

ヘッドスパな感じで頭皮をマッサージ。美容師さんに聞いたことがあるのですが、頭皮がよく動く人は思考も柔軟だそうです。頭皮が固かった方がマッサージを続けたら、こり固まって動かなかった頭皮が動くようになったと言っていました。

耳を引っ張ったり回したり。耳をマッサージすることで肩や首のコリも軽減するそうです。耳鳴りや音から来るストレスを抑える効果もあるとか。

ちなみにアーユルヴェーダでは、太白ゴマ油をよく使います。普通のごま油だと中華料理のおいしい香りだけど、太白ゴマ油は無味無臭なのでご安心を^^
また、太白ゴマ油はキュアリング(加熱処理をしてオイルの純度を高めること)して使った方が良いという説もありますが、私の先生は「今のオイルは質がいいので、そのまま使ってもよほど問題はない。」と言っていました。私もそのまま使っていて1年経過しますがトラブル無しです。気になる方、アレルギー体質の方はキュアリングをしてから使うと安心かも。

三点マッサージは、主にヴァータ(風)が強い状態のときやヴァータ体質の方に特に効果が高いそうです。とは言え、睡眠に何か不安がある場合、ヴァータが強まり神経や聴覚が過敏になっていることが多いので、まずは試してみる価値ありです。
眠りが浅いと翌日のパフォーマンスにも響くし、これから暑くなって寝苦しい季節が続きます。旅行先でもマッサージすると、眠りやすいのでおすすめです。マッサージも習慣化すれば難しくないし、お金もさほどかからないので、睡眠にお悩みの方はぜひ試してみてください!

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