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夜に読みたいおすすめ小説3選!3冊目は有名なあの作品、、。


読書といえば、夜!

そんなイメージがあるのは僕だけでしょうか。

静かな夜に、コーヒーを飲みながら、読書に耽るなんて、贅沢すぎますよねー(コーヒー飲めないけど)


自分は学生という仕事柄(?)学校では本を読まないので、本を読むのは基本的に夜の時間帯になります。


誰にも邪魔されたくない僕だけの時間です笑

僕が夜に本を読んでいく中で
この本、夜に合うなぁと特に思った小説が何冊かあるので、今回はその中から3つ紹介します!


1冊目は

「硝子の塔の殺人」 知念実希人著


これは1冊目に紹介すべきか、悩みましたが、本格ミステリをチョイスしました。

あらすじはざっとこんな感じ

ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、地上11階・地下1階の硝子の館に集まった刑事、霊能力者、小説家、料理人など難癖のあるゲストたちによって、硝子の館で起きた謎が謎を呼ぶ殺人事件と13年前の事件の因果が解き明かされていくさまを描く。
2022年本屋大賞ノミネート作品。

Wikipediaより

一応、僕のYouTubeでも紹介しているので、興味があれば是非。


これぞ、ミステリ!が味わえる本です。

いやぁ、この結末は予想できなかったですね。

僕は普段あんまりミステリは読む方ではないんですけど、この本をきっかけに前よりも読むようになりました!


この本は、文体から、物語から、「夜」が感じられます。

それも本の表紙になっている「碧い夜」が感じられるんですね。


僕が言っている意味は本を読めばわかるとして、

夜遅くまでミステリを一気読みする幸せは、何にも変え難いものですよねぇ。


僕はミステリを終盤、伏線が回収される前まで読んで、寝ながら色々考えて、次の夜に答え合わせをしながら読んでいくことにハマってます。


アガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」をその方法で読んだら、見事に外れちゃいました笑


すいません、脱線してしまいましたね。


とにかく夜に読むミステリは幸せだし、ミステリの中でも僕はこの「硝子の塔の殺人」を強くおすすめするので、まだ読んでない人はぜひ!


続いて、2冊目にいきましょう。

2冊目は


「川のほとりに立つ者は」
          寺地はるな著

2023年本屋大賞ノミネート作品です。

この小説は純文学感が漂っていて、読んだ後、自然に前を向いているような、そんな小説です。

あらすじはこんな感じ

カフェの若き店長・原田清瀬は、ある日、恋人の松木が怪我をして意識が戻らないと病院から連絡を受ける。

松木の部屋を訪れた清瀬は、彼が隠していたノートを見つけたことで、恋人が自分に隠していた秘密を少しずつ知ることに――。

「当たり前」に埋もれた声を丁寧に紡ぎ、他者と交わる痛みとその先の希望を描いた物語。

amasonより


これもまた、僕のYouTubeがありますので、より詳しく知りたい人は参考までに!


読後のすっきり感と、「読んでよかった」と心から思える満足感を踏まえて、夜に読むのがピッタリだなと思い、紹介させていただいております。


純文学チックなのですが、ミステリ要素や、驚く部分もあり、読む時は一気読みだと思います。


ページ数もそこまで多いわけではないので、1つの夜で読めてしまうと思いますよ!


この小説を読んで、感想をInstagramにあげたら、「中学生が読む本ちゃうねん笑」とコメントが来たことを覚えています。


確かにそうかもしれませんが笑

でも、若い頃にこの小説に出会えたことは今後の人生にとって大きいと思います。


それだけ、読後感の満足感と前を向ける希望の光を灯してくれる一冊です。


夜にじっくりと一つ一つの寺地さんの言葉を漏らさないように丁寧に読んでくれると嬉しいです。


では、最後の小説に参りましょう。

3冊目は

「新世界より」貴志祐介著

この小説は、漫画化に、アニメ化などされで、小説以外のコンテンツでも知っている方は多いのではないでしょうか。


あらすじはこちら。

ここは病的に美しい日本(ユートピア)。
子どもたちは思考の自由を奪われ、家畜のように管理されていた。

手を触れず、意のままにものを動かせる夢のような力。その力があまりにも強力だったため、人間はある枷を嵌められた。社会を統べる装置として。

1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖(かみす)66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。
周囲を注連縄(しめなわ)で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。
「神の力(念動力)」を得るに至った人類が手にした平和。
念動力(サイコキネシス)の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた……隠された先史文明の一端を知るまでは。

講談社より


1000年後の日本の秘密と呪力の物語です。

この小説を夜にお勧めしたい理由は、

不思議なダークファンタジーがよるにぴったりだと思ったからです。


この作品は所謂、ダークファンタジー。

1000年後の日本という想像もできないような設定になっていますが、この世界の著者の造り込みが本当にすごい。


読んでいて、くっきりと映像化される感覚。

まるで夢の中の世界を文面に起こしたような、そんな小説です。

おそらく著者の中では明瞭かつ繊細に、この世界が出来上がっているんだなと、読みながら感じました。


この小説の、1000年後の日本の世界を感じられるだけで、半端ない価値があると思います。


この小説は漫画化やアニメ化もされるくらいですので、ご想像の通り、かなり長めとなっております。


1つの夜で一気読みというのは難しいかもしれませんが、夜にコツコツ読んでみてください。


アニメもなかなかすごいらしいですが、この小説を読んでの、僕の世界像が出来上がっていて、答え合わせをしたくないので、いまだに見れていません。(たぶんこれからも見ないかも)


作り込まれた世界への旅が夜にぴったりなので、ぜひ読んでみてください!!


今回は夜に読みたいおすすめ小説3選をお送りしました!

これらの本で夜にする読書をぜひ、楽しんでくださいね!



最後まで読んでいただきありがとうございました!

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本当にありがとうございました!

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