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金融機関で働くということの意味とは?

みなさんこんにちは。
数ある記事の中からご覧いただきありがとうございます。
今回は、私が5年間勤務した保険会社でもある金融機関について私の想いを話してみたいと思います。
あくまで私の主観なので、金融機関で働かれていることに誇りを持っている方などは、受け取れない言葉もあるかもしれませんが書いてみます。


保険会社で働く前の印象

私は生命保険会社に新卒で入社して約5年間勤務しました。
元々生命保険会社に絶対入りたいという思いはあまりなく、当時の軸の「人のよさ」と「お金が貯められる」という2軸を満たす会社がたまたま生命保険会社であったため、そこに入社することになりました。
生命保険会社を見るようになって感じた印象ですが、世論的な印象はよく、親もどちらかといえば喜んでいた記憶があります。
しかも、私が就職した会社はテレビなどで広告をしっかりしていた会社だったので、知人からの印象もよく、正直鼻が高い状態でした。
仕事内容の印象としても、イメージしやすい営業については代理店営業だったため、一般的に予想される個人宅を「ピンポーン」するような営業ではなかったため、そこも安心していたところでした。
また、他の求人と比較して平均年収が高い企業が多く、「知名度もあるし、年収も良くて、営業スタイルもしんどくなさそうで最高やん」という印象だった気がします。


実際に働いてみた印象

いざ入社してみると、事前に思っていた印象とさほど違いはなかったです。
むしろ、どの部署に行っても他責思考の人は少なく、みなさん自分のできることは何かということを常に考えている人が多く、「この会社に入れてよかったなぁ」と心から思っていました。
入社4年目の時に営業になった時も、事前の情報で「月末は申込書を持って帰ってくるまで支社に帰れない」「毎朝営業成績を発表し、どうすれば達成できるか報告させられる」とかあまり嬉しくない情報も入っていましたが、支社メンバーも上司もとても人情味がある方で、営業成績に関してストレスがめちゃくちゃ溜まるような職場ではなかったです。(上司によりますが)
ただ、営業になって初めて気づいた違和感があって、それは「みんな心の底からこの仕事をやりたくてやっているわけではないな」と感じました。
もちろん、そんな人は社会に出るとほとんどいないかもしれませんが、当時の自分は何故かそこに違和感を感じて、「このままこの会社で何年も働く生き方で良いのか」と違和感が疑問に変わっていました。
支社のメンバーも代理店の営業先でさえも、「本当はもっとやりたいことしたいけど、生きるために仕方なくやっている」という感じがずっとある感じでした。


会社を離れてみて感じた印象

営業配属から1年3ヶ月程度で退職することになったのですが、会社を離れてみて、生命保険会社や金融機関ってある意味飛びつきやすい業界だなと感じています。何故なら、「年収が高くて、土日休み、企業知名度も高い、採用人数も多い、福利厚生もしっかりしている」など自分軸が定まっていない大学生が飛びつきやすいキーワードが盛り込まれているからです。
大学生でも自己分析はやると思いますが、本当の意味で自己分析をやっているのは一部の人だけだと思います。そんな学生が真っ先に就職先として考える業界こそが金融業界ではないかと感じます。
今思えば、あえてそういう人たちを好条件で向かい入れて、出にくいような構造にしているようにも感じます。採用にも多大なお金がかかる時代です。
一度、企業に入社すると研修等である意味洗脳的なことを行っても、純粋な新卒社員はそれを鵜呑みにして、深く考えることなく働き、出られない環境になっていっている気がします。
もちろん、条件面に嘘はなかったですし、安定して知名度のある会社で働きたいと言う人にはぴったりな場所かもしれませんが、今の時代安定した会社なんて存在しないようなものだと思います。これだけグローバル化が進むと、海外の力を持った企業がその気になれば、ある程度のシェアは奪える時代です。自身の居場所について安心と言えるのか、もう一度考えても良いのではないでしょうか。

金融機関で勤務されている方へ

最後に金融機関で勤務されている方へ辞めた立場から言葉を考えてみました。「本当に自分が人生において望んでいることは何ですか?何でも好きなことを仕事にできるとしたら今の仕事を選びますか?」
決して、金融機関で勤務されている方を否定したいわけではありません。
実際に自分の会社員時代の友人もまだその会社で働いていますが、辞めた方がいいなんて言ってません。
ただし、人生は一度きりしかありません。1日は24時間です。
これはみんなが平等に持っているもので変えようがありません。

その24時間のうち、8時間ないし9時間程度をつまらなくはないけど楽しくもない仕事をするのか、最高に楽しい仕事をしてやりがいを感じる仕事をするのか選ぶのはあなたです。
また、金融機関で働くことを決める際にも、「◯◯が自分にとって大事だから、金融機関での仕事を続けていく」と自信を持って言えることがとっても重要なことだと思います。
同じことを言いますが、人生は一度きりです。また、食べるものや住む家に困るようなことは日本の雇用情勢上おそらくあまりないと思います。
実際にアルバイトで生計を立てている方もいます。
大事なのは、自分にとってどんな人生を過ごしたいのかと言うことを、自分の言葉で言えることだと思います。

ちなみに私の人生は、「やりたいことや自分の才能がわからない人に対して、コーチングを通して、価値観や才能を発見して、その人らしさを発揮させる」ことをやっていくと決めています。
そのためにコーチングスクールに入ったり、知人にコーチングを提供したり、ブログを書いてみたり、人生に関する書籍を30冊読んだり、様々なことに挑戦しています。

みなさんも是非、改めてこれからの自分の人生をどうしていきたいか考えていただき、「こう生きたい」と宣言してみましょう‼️
もしそれが難しい場合は私やコーチングなどに頼ると一緒に伴走してくれると思うので、周りの人を頼ってみましょう‼️

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