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多様化社会サバイバー|エッセイ


自慢することではまったく無いが、
兎に角苦手なことが多過ぎる。


本気で数えるときりが無いが、大きく分けて3つ。


まず、機械に嫌われているのかと思うくらい、①機械の操作が本当に苦手だ。


おそらく分かっている人なら数秒で出来るような携帯の操作でも、いつも分からず先に進めないことばかり。結局、わざわざ携帯ショップに出向いて、代わりに処理してもらう羽目になる。



私をよく知る娘には、「よく、そんなんでnoteを投稿出来るんだねぇ・・」と変な感心をされている。






また、数学以前に②算数レベルで計算が出来ない。
子どもの頃の、つるかめ算?だったか、全然意味が分からなかった。



会社の宴会の幹事なんて責任ある役は絶対出来ない。



「管理職は1万円、男性社員は飲み代込みで5,000円、女性社員は3,000円」とか言われたら、(え、何人で・・)と全く思考が働かなくなって、仏壇のおりんを鳴らしたような脳の状態になる。2次会へ行くどころではない。



恥をさらすついでに書くと、実はまだ(まだ?)苦手なことがある。



③スマートにスピーディーに行動が出来ない。



運動神経が無いからだろうか?スーパへ行って、袋詰めするのも遅くて、私が詰め終わるまでに周囲に誰も居なくなっていることが、しばしばある。



最近はお店ごとにカードを提示するケースが多いが、中々財布から出せないのでポイ活も諦めている。カードケースは“それ”ごと忘れがちなのでやめた。



車の運転に至っては、「右」と言われたら何故か「左」へ行ってしまうから、死なないために免許を取っていない。



助手席から降りるときにもたもたしていたりすると、夫に外から「カニ」のようなポーズをされてしまうことがあった。全然本人に似合ってない。



「何?」と訊くと「ニブイ・ニブイ」と笑われてしまった。そうかと言って、次に慌てて出ようとすると、「周りの車見てない!」と怒られる。


慌てるとほぼ100%、失敗してしまうのだ。(・・情けなくて落ち込みそうになってきた)



そんなとき、思い出すCMがある。
ACジャパンのものだ。


▶寛容ラップ/ACジャパン


・・・いや、実際結構迷惑だと思う、思うけれども、このおばあさんの焦りや辛さは動作の鈍い私には手に取るように分かる。



後ろにいる、しかも若い人にこんな優しいことばを掛けられたら泣きそうになるだろう。


このCMのテーマは、
「不寛容な時代〜現代社会の公共マナーとは」だそうだ。


ACジャパンの企画者の弁。

 
ACジャパンが毎年3000人の消費者を対象に実施する「公共広告に関する生活者調査」の結果を参考に決定した。ACジャパンは「立場や考え方の違いを受容し、多様な人々が共存していく社会について考えたい」と述べる。

(中略)

「強面のお兄さんが実はやさしいラップをする、繊細で周りのことを気にするお婆さんが実はラップが超上手い、無表情で冷たそうなギャルが実はとても優しい歌を熱唱する、というギャップが生まれることによって、人を見た目で判断しないという点を含め、多様性と寛容さをお伝えできると思いました」

www.j-cast.com




最近は「多様化」がクローズアップされて巷で取り沙汰されるようになった。



こういう新しい言葉が出てくると有りがちなのが、極端に走って、その言葉を受容しない人を叩くことではないだろうか。



「多様化」は相手を叩くことでは無い。どんな思想も一旦は認める。そして、折り合うところを探して行くことだと私は思う。一人ひとりの独自性を尊ぶ先に、本当の多様性がある。


このCMのメッセージ、

「たたくより、たたえ合おう」

標榜ひょうぼうしようではないか。


・・・なんて言いつつ。


皆についていけない自分の言い訳がかなり入っている💧





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また、次の記事でお会いしましょう!



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