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「しあわせな結婚とは、楽しい気持ちで時間を共有できること」シェフ・岩本光史さん

様々なバックグラウンドをお持ちの方の「しあわせな結婚ってなんだろう」に対する想いをお聞きするインタビュー連載。第3回目はシェフ 岩本光史さんにお話をお伺いしました。岩本さんは南青山でソムリエールの奥さまと共に、大人気のイタリアンレストラン Domenica D’oro(ドメニカ・ドーロ)を経営されています。

実は Domenica D’oroさんはBRILLIANCE+が2019年「いい夫婦の日」に開催する、ディナーご招待企画の舞台でもあります。その味とご夫婦のお人柄に惚れ込んだ私たちの猛アタックを快く受けてくださった岩本さん。「とびきり美味しいものを作る人は、とびきり素敵な結婚生活を送っているに違いない!」ということで、こちらのインタビューもお願いすることになりました。
普段は取材に一切応じないそうですが、今回だけは特別に料理への、そして結婚への想いをそっと教えてくださいました。

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シェフを目指したきっかけは「母の背中」と「カルボナーラ」

僕がプロの料理人としてスタートしたのは結構遅くて、大学を卒業した22歳の時からです。大学生までは普通に経済大学の経営学部経営学科に通っていました。けれど継ぐはずだった家業が大学2年生の時に倒産してしまって。今まで決まっていたレールが無くなった時に、自分は何がしたいのか考えてみると「すごく料理が好き」という気持ちがあったんです。

料理好きはきっともともとは母の影響で。子供の頃は父親の背中よりも台所に立つ母親の背中を見て育った気がします。その姿は今でも鮮明に覚えていますね。だから大学入学と同時に家電を買い揃える際も、テレビやオーディオはどうでもよくて。自然とオーブンなどの食にまつわる電化製品にこだわっていました。

もちろんアルバイト先もレストランを選んだのですが、イタリア料理の専門店だったそのお店で、初めて「スパゲッティとは何か」に出会ったんです。今まで母の作るナポリタンといった日本風のスパゲッティしか知らなかった僕にとって、初めて出会った本格的なスパゲッティ、カルボナーラの味は衝撃でした。そこからですね、本格的に料理にのめり込んでいったのは。

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人の喜ぶ顔が料理人への道を後押ししてくれた

カルボナーラに衝撃を受けてからは、イタリア料理にどっぷり。家でピザを生地から作ったりしていました。そうやって料理をしていると「あいつの家に行ったら飯が食えるぞ!」って友達が集まってくるんですよ。みんなが喜んでくれるのが本当に嬉しくて。子供の頃、母と一緒に作ったチーズケーキを祖母にあげた時に喜んでもらった、その嬉しさが蘇ってきました。やっぱり自分は料理が好きなんだと改めて感じましたね。

卒業後は迷い無く料理の道に進むことに決め、大阪のレストランで基礎を学んだ後23歳から4年間イタリアで修行。そして帰国後、東京のレストランで経験を積み現在に至ります。でも昔から自分のベースは全然変わっていなくて。料理を作ると人に喜んでもらえる、だから料理が好きなんだというところです。

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「料理で人をしあわせにしたい」今なら自信を持って言える

若い頃は、料理すること自体が好きだった分「自分がこう作りたい」という気持ちが強くあった気がします。けれど経験を積んだ今は、お客様が何を食べたいのかを一番に考える方がずっと大切だと感じていて。例えば最近はちょっと肌寒くなってきたから、冷製の料理じゃなくて温かいものにしてあげようとか。ご要望を先回りして、お出しする料理を考えるんです。旬の食材を使って、日本の四季をしっかりと反映させることも心掛けています。

昔は「料理は人をしあわせにする」ということが、自分の中でぼんやりとした手応えの無いものでしかありませんでした。理想は理想なのかなと感じているところもあって。けれど日々を重ね経験を重ねた今は、たまに「あれ、自分ってそれができそうなところまできてるんじゃないかな」と思うことがあるんです。だから今は自信を持って「料理で人をしあわせにしたい」という気持ちを、常に心の中心に据えています。

僕は仕事を仕事と思っていない、根っからの料理バカだと思います。一番自分らしくいられる場所も調理場の中だし、起きている間中ずっと料理のことを考えていますから。
でも最近ね、その思考の3割4割に生まれたばかりの子供のことが入ってきてて、まずいなって(笑)でも自分が作り出すものの中にいい意味でリラックス感が出ればいいとも思っています。離乳食やお弁当作りにも挑戦していきたいし、それがどうレストランの料理に生きてくるのかも楽しみですね。

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妻との出会いも料理を通じてでした

妻とは日本帰国後に、立ち上げに協力するため3ヶ月限定で勤務したレストランで出会ったんです。彼女はまだ大学3年生でコックを目指して調理補助のアルバイトを、僕は28歳でした。
妻も料理人志望だったわけですけれど僕がコックだったので、将来レストランを持ちたいという話になった時に「ワイン」という別の道へ進むことを決めました。

でも彼女はワインだけじゃなくて、例えばアイシングクッキーやロリポップケーキなんかも、本当に上手に作るんですよ。僕は職人肌でひとつのことをコツコツとやっていくタイプだけど、彼女は色々なことに幅広く挑戦していくアーティストタイプ。性格が全く違うんです。

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▲奥様の作られたケーキの写真を見せていただきました。どれも完成度があまりに高く一同驚愕です!

楽しい気持ちで時間を共有できるのが「しあわせな結婚」

彼女との結婚生活の中で「しあわせな結婚」とは、生きている時間を楽しい気持ちで共有していけることだと感じるようになりました。一緒に過ごす時も、別々にやりたいことに打ち込む時もあると思いますが、どちらの時間の流れも楽しくシェアできることが理想だと。でもそれは完成形であって、たどり着くまでには様々なプロセスを経なければいけない。その道のりで一番大切なのは「許す心」だと思います。

この考え方は、夫婦で習い始めて9年近く経つ茶道からきているんです。相手のことが100%好きだということはまず無いと思いますし、相手の考えが自分と違う時もありますよね。それを許せる気持ちを持つ、お互いがやりたいと思うことをやらせてあげる。そうやって窮屈に感じることなく、ふたりが自分らしくいられる環境を作ることが大事なんじゃないかな。

あと、僕たちのレストランはご夫婦でいらしてくださるお客様が多いんですけれど、生きていく上で最も欠かせない食事の時間を仲良く共有できる関係性というのは素敵だな、夫婦円満の秘訣だなと感じますね。外食ももちろんいいですけれど、個人的には特に男性に料理を頑張っていただいて「料理男子」になることをおすすめしたいです。料理ができたら奥さんも喜んでくれるし、より絆も深まる。いいことしかないのでぜひ!

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記念日をふたりでお祝いする、その機会をぜひ持って欲しい

僕は自分が本当に共感するものにしか協力したくない人間なので、取材はほぼ全てお断りしているんです。でも今回のBRILLIANCE+さんの「いい夫婦の日」のディナー招待企画には非常に共感できて。昔、ご夫婦の記念日のお祝いにとレストランを貸切にされたお客様がいらっしゃいました。その時記念日を大切にしているご夫婦は素敵だな、自分たち夫婦もそうありたいなと思ったんです。
それに実は僕たち夫婦は、結婚1周年の記念のジュエリーを買う際、BRILLIANCE+さんの銀座ショールームにお世話になったことがあって。ホームページも店内もスタッフの方も、清潔感や丁寧さが行き届いていて非常に好印象を持っていました。それもあって今回のお話をいただいた時に、ぜひ協力したいとお受けすることに決めました。

今回のディナーは、やはり思い出に残る大切な時間にしていただきたいと思っています。そのためにちょっと奮発して白トリュフをメニューに盛り込ませていただく予定です。けれど食事に限らず何かひとつでも「あのお店のあそこがよかったな」というところに出会っていただきたい。メニューの内容もお店の雰囲気も全て特別な1日にふさわしいよう、妻と心を込めて準備して、皆様をお迎えしたいと思っています。

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▲お話をうかがった時は、ちょうど厨房でディナーの準備中でした。ピカピカに磨き上げられた清潔なキッチンで丁寧におこなわれる下ごしらえ。岩本さんとスタッフの方々の、料理への愛情の深さが伝わってきます。お店に広がるいい香りにうっとり。「いい夫婦の日」当日のディナーが今から楽しみです!

岩本光史
1977年6月14日生まれ 愛媛県伊予西条市出身
大阪の大学卒業後、リーガロイヤルホテル中之島で調理の基本を習得後渡伊
北イタリアでの4年の修行を経て帰国後、東京のレストランで6年半料理長を務め、2013年6月21日に Domenica D’oro(ドメニカ・ドーロ)を開業

【岩本さんが奥様に贈ったBRILLIANCE+のブライダルジュエリー】

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K18YG 0.15ct ダイヤモンド 4ポイント ネックレス アイコニック
仕事柄指輪はできないので、結婚1周年の記念として妻にこのネックレスを贈りました

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BRILLIANCE+は毎年「いい夫婦の日」に、ご夫婦がじっくりと向き合える「いい時間」をお贈りしています。
2019年はレストランでの素敵なディナープランです。

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