視力回復に挑戦⑨「近視は治る」Dr.ジェイコブ・リバーマン著・自力で視力回復した検眼士
米国で28年前に出版された本。著者は眼鏡を外し自力で0.1→1.0に視力回復。
視力回復に挑戦して約1ヶ月。前より少し見えるようになってきたが、まだまだ霞んだ世界。本当に眼鏡無しなんて達成できるのか?やっぱり無謀な挑戦か〜と時々弱気になっていた。そんな時に、すごく勇気づけられる本に出会った。
1995年に米国で出版された「Take off your glasses and see」という本。日本語版が1999年に「近視は治る」というタイトルで出版されていた。
日本語版のレビューは少なかったが、英語版のアマゾンには、実践した方々の視力回復のレビューが沢山あった。
著者は視力測定法の博士号。視力と心の関係について研究する。
著者は検眼士(アメリカでは国家資格が必要で、検眼、眼鏡の処方、視力回復について助言と方法を提供する医療専門職)。
眼が悪くなると眼鏡をかけ、眼鏡をかけ続けるとさらに視力は悪くなりもっと強い眼鏡をかけるという毎回のパターンに疑問を持つようになる。
眼の問題が悪化の一途をたどっているのに、なぜ眼科医は同じアプローチを続けるのだろうかと疑問に思い、自ら眼鏡を外して生活する実験を始めて、自力で視力を0.1から1.0に回復させた。
眼のケアの専門家達が参加した視力回復のワークショップ
視力だけは自力で矯正できない器官だという思い込み。眼鏡という目の松葉杖を外せ。
体には驚くような再生能力がある。皮膚が傷ついてもしばらくすると再生する。骨だって再生する。なぜ、視力だけは回復しないと思うのだろうか。
視力は回復しないという思い込みをなくす。自力で視力回復をされたあつもりさん、Norikoさんも同じことを言われていた。
視力はただの見る器官ではない。見ることは心と身体と繋がっている。
この本の中に、ストレスや辛い出来事がきっかけで視力が下がることがあるとあった。
思いあたることがあった。我が家の下の子が、今年の4月のクラス替えの後、体調を崩し精神不安定になった。その時、子供が「目がよく見えない。かすんでよく見えない。」と言うようになりとても心配した。
体調が戻った後、目のことを言わなくなった。しばらくして学校の視力検査があった。両目ともA判定で全く問題なかった。
筆者が主張する心と視力の関係の話を読み、あの時は子供がストレスと体調不良で一時的に視力が低下したのではないかと思った。
自分自身のことも考えた。私の視力が一気に下がった時期は、精神的につらかった時期とかぶっていた。
全体像を知覚するという生来の能力
以前noteに書いたが、私も眼鏡を外して裸眼で生活するようになり、物の見え方が大きく変わったように感じていた。
今までは周囲を感じとるのではなくただ判断していただけだったのかもしれない。眼鏡を外したら、自分の中にあった知覚する能力がフル回転してる感じがする。
まとめ
この本は内容がとても濃く、全然書ききれなかった。視力回復のワークなどについても実践してみて、またnoteにまとめてみたいと思う。
視力回復に挑戦して1か月
この1か月間、視力についていろいろ調べる中、自分が強度近視だと知った。そして、強度近視から失明する人が多いことを知った。
ここ数年、眼精疲労もひどくなり、毎日眼鏡やコンタクトレンズを付けることが苦痛で仕方なかった。
自分の目の悪さはどうにもならないと諦めていたが、チャレンジしてみて良かったと思う。まだ少しずつだが、視力が良くなってきていることが日々実感できていて嬉しい。