視力回復に挑戦⑤ 裸眼散歩は気持ちがいい。

家での裸眼生活にも慣れてきたので、近くのスーパーまで裸眼で歩いて行くようになった。

家からスーパーまでは広い歩道がある。比較的安全な道だけど、それでも注意を払いながら歩く。ぼやけているけど、シルエットはしっかり見える。

風に吹かれながら、目の中に沢山酸素が入ってくるなあと嬉しくなる。
ぼやけた視界の中で歩いていると、聴覚や嗅覚が視覚を助けようとするのか、音と匂いをいつもよりしっかり感じる。

風の匂い、風で葉っぱが揺れてる音、なんか美味しい匂い、人の声、車の音、いろいろ聞こえてくる。

今までどれだけ無意識にこの道を歩いていたんだろう。

スーパーに到着したら、両目で0.2ほど見える度数の低い眼鏡を装着する。

棚の商品が何とか見れるギリギリの眼鏡。商品の看板を探す。商品を凝視して確認する。

買い物が済むと眼鏡を仕舞って、家まで帰る。昨日は見えなかった看板の文字がうっすら浮き出ている。

今日もトレーニング頑張った。

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