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卵子凍結 メディア取材⑤(首都圏ネットワーク)

NHKに取材いただき、9月15日の『首都圏ネットワーク』に少し出ました。

 東京都の具体的な卵子凍結支援策が発表されました。都が指定する医療機関で卵子の凍結保存を行った場合、最大30万円が助成されるそうです。

 『卵子凍結にかかる費用』にも記載した通り、私は卵子凍結に88万円近くを費やしました。

 取材では、「経済的な負担はどう考えましたか?」というご質問をよく受けます。私はその度に「私にとっては納得できる支出でした」と、それらしくお答えします。当時の私には88万円の支払い能力があり、かつ卵子凍結という行為が対価に見合うと判断しました。
 
 とはいえ正直、「もう支払っちゃったものだし、今更深く考えてもよくわからない」というのが本音です。

 採卵したすべての卵子の凍結保存を継続すると仮定して、私のケースでは、3年毎に21万円の保管料がかかります。次回の更新タイミングは2025年です。その時点で21万円支払うという行為について、未来の私がどう捉えるのか、今の私には全く予想がつきません。

 そんなことをたくさん考えた取材でした。良い機会をどうもありがとうございました。

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